真夜中を駆けぬける(1) の商品レビュー
13年経って、シリーズ3冊完結と聞いて読み返した1冊目。 依田さんは本当に、危ういバランスを保っている絶妙な話が上手いなぁ… 昔読んでいた時から昇を泣かせる勇気が大嫌いで、いま読んでもソレは変わらず。 お互い好き合ってる筈なのに、勇気がなぜ昇だけを大切にしないのかわからない。 ...
13年経って、シリーズ3冊完結と聞いて読み返した1冊目。 依田さんは本当に、危ういバランスを保っている絶妙な話が上手いなぁ… 昔読んでいた時から昇を泣かせる勇気が大嫌いで、いま読んでもソレは変わらず。 お互い好き合ってる筈なのに、勇気がなぜ昇だけを大切にしないのかわからない。 ある意味ただれてる2人は、これから幸せになれるのかしら…?
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きっちりとしたストーリーのある本。ちょっと可愛い系で大人しそうに見える昇が案外手厳しくて強気。2人の掛け合いもすごく面白い。細かく細かく心情が書かれていて読み応えあり。
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全サ小冊子の為に購入。依田さん初読み。お話が唐突に展開したり、登場人物が多いのにその説明が足りなかったりで話がわかりにくく前に戻って読み返すことが何度もありましたが、それでも面白いと感じる不思議さ。いいかげんでちゃらんぽらんでマイペースな日比谷がなんだか可愛く思えます。芸術家特有...
全サ小冊子の為に購入。依田さん初読み。お話が唐突に展開したり、登場人物が多いのにその説明が足りなかったりで話がわかりにくく前に戻って読み返すことが何度もありましたが、それでも面白いと感じる不思議さ。いいかげんでちゃらんぽらんでマイペースな日比谷がなんだか可愛く思えます。芸術家特有のエゴイスティックな面も憎めない。浮気はいただけませんが、まだ1巻なので目をつぶります(笑)そして、美しい文章による日比谷のモノローグが彼の感性のセンシティブな本質ではないかと思わせてくれるから好き。確かにポエマーですね(笑)
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初恋の再生の物語のようでいて、新しい恋の始まりの物語でもある。 昇が勇気の寝顔を見ながらのモノローグでわかるように、勇気にとっては新しい恋だが、昇にとってはかつての苦い初恋の続きなのである。 この2人の心理的なズレの描写が上手すぎて舌を巻いてしまいます。
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買った当時は他の持っている依田先生の作品に比べて少し古い感じで小難しいなあと思ってあまり読み返していませんでした。が、今回改めて読み返して、すごく、すごく素敵なお話だ・・・!とすごい感動しました。 言葉の言い回しとか、すごい素敵です。依田先生を改めて尊敬しました。10年以上前の作...
買った当時は他の持っている依田先生の作品に比べて少し古い感じで小難しいなあと思ってあまり読み返していませんでした。が、今回改めて読み返して、すごく、すごく素敵なお話だ・・・!とすごい感動しました。 言葉の言い回しとか、すごい素敵です。依田先生を改めて尊敬しました。10年以上前の作品なのですね。 何度も読み返したくなります。本当に。
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依田さん天才すぎだろ。 萌えっつーより、ストーリーの巧みさとか絵の上手さとかにただただ感服の念が起こるばかり。
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依田沙江美さんの作品で一番好きなシリーズです。 この巻では、ふたりの関係にまだ危うさが残るかんじでしたので、星は4つです。 是非続編の『千の花』も一緒に購読をお勧めします。
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チョコレート・キスを読み返したら他の著作も気になりまして。社会人ラブもいいな。ただ、業界の設定がいまいちよくわかりません…絵の事が特に(鬱)
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こ、これは…ッ!!!!意外に意外に面白かったですよ!!様々なレビューで絶賛されてる当作品。しかし、過去別の作品で痛い目にあった為(ブリリアントなんとか)絶対手を出すまいと思っていたのですが…三巻が近日発売されると聞き、そこまでファンの声が大きいのならば一度は読んで見るのも良いかも...
こ、これは…ッ!!!!意外に意外に面白かったですよ!!様々なレビューで絶賛されてる当作品。しかし、過去別の作品で痛い目にあった為(ブリリアントなんとか)絶対手を出すまいと思っていたのですが…三巻が近日発売されると聞き、そこまでファンの声が大きいのならば一度は読んで見るのも良いかもと思い購入(長いがな)古い作品だけあって、絵柄っちゅーか世界が古k…レトロな匂いがそこはかとなく。表紙の黒電話とかでもなんかそれが懐かしくて良いですなぁ〜。筋金入りの浮気癖のある勇気(攻)と社会人になって再会した昇(受)は二度目の恋愛と相成るのだが、相変わらず勇気には女の影がちらつく。痴話喧嘩を繰り返しながらも勇気から離れられない昇と、何だかんだ言っても昇にベタ惚れな勇気のちょっとコメディ風味な恋愛模様…でよいかな?でもコレってラブコメディじゃないよね?(紹介文参考)昇の勇気への気持ちが切なくてよい。もしこの先二人に別れが来るとしても、それは恐らく勇気からだと思うんだよね、また。昇はきっと他には恋愛できないような気がする。いや軽い付き合いなら出来るかもしれんが、最初で最後の本当に愛してる人なんだろうなー…と。勇気の方も勿論昇のコトは好きなんだろうけど、まだまだ分かってないような…そう、愛というものが!(笑)甘ちゃん甘ちゃん。人生楽しそうだけどね(笑)昇の性格が結構イイ性格でますます好感が持てる。こういう受け受けしくない受けは大好物でゴザイマスよ。ご馳走様でした。二人の出会い編「真夜中を駆け抜ける」は良かった。若いが故に相手を思いやることが出来ず、透明で純粋で危いガラス細工のような恋愛が切なかった(言ってて痒い)収録作品全ての題名の付け方が雰囲気があって素敵ですな。一度読んで見るのも宜しいかと。
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昨年5年ぶり位に再販され、新しい依田ファンを獲得したに違いないと思われます(笑)。何度読み返したかわからない。私にとっては難解なのか?・・・ともあれ、一度読み始めると惹き込まれてしまう何かがあります!!
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