銀河鉄道999(文庫版)(6) の商品レビュー
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あとがきの解説が良いなぁ 漫画家になりたかったって言葉を しっかりと描く場面 こんな言葉 小説家だからこその物語 あんな時代もあったんだなぁって思い
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これだけいろいろな話を作り出すのはすごい。巻末の豊田有恒さんのすごく懐かしい。SFマガジン、読んでたなあ~
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“「私は…私の青春のすべてをあの人にささげました…… 私の青春はあの人とともにありました…… そのことを私は決して後悔はしませんそれはいままでもこれからも私の生きがいですからね 私が夢をいっぱい持った…体も心も若々しくて こわいものを知らなかったころの思い出は……いつまでもこの胸...
“「私は…私の青春のすべてをあの人にささげました…… 私の青春はあの人とともにありました…… そのことを私は決して後悔はしませんそれはいままでもこれからも私の生きがいですからね 私が夢をいっぱい持った…体も心も若々しくて こわいものを知らなかったころの思い出は……いつまでもこの胸の中にあります だれにもさわることはできません いまのあの女にも絶対さわらせはしません…… でも私はいつまでもあのころのあの人が好きです… だれが何といおうと…… 私が死ぬまで私の青春の思い出と一緒にあの人がいます…… ともに星空に思いをかけたころのあの人が… それでいいですよね鉄郎さん……」”[P.115] 「球状住宅団の大酋長」 「C62の反乱」 「フィメールの思い出」 「ワルキューレの空間騎行」 「嵐が丘のキラ」 「これからの星」 「永久戦闘実験室」 “「だれも定期を使って999に乗ろうと思わなかったのかい?」 「そんな物ほしくないわ」 「働けばいつか自分で買えるよ みんなそう思うとる」 「人の持ってる物をうらやましがる人は一人もいないわ!! 人が持ってる物でいつか私たちの手に入らない物はない…… みんなそう信じているわ草も木もない荒野の星をみんなでここまでにしたのよ」 「わしらはわしらの力でいつか何もかも手に入れるさ!!」”[P.242]
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「鉄郎は私を連れて行ってくれるんだから」というメーテルの台詞がとても気になった。 今まで鉄郎の導き役がメーテルだと思って読んでいたのだけど、実は逆ということなのだろうか。 巻末には豊田有恒さんの解説付きで、SF界を取り巻く裏話が書かれていて此方もおもしろい。
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999に限らず、松本零士作品は漫画であると同時に詩です。それを僕はよく思います。999のテーマは人間の限りある命の美しさ。鉄郎の逞しさとメーテルの優しさに憧れて、そして独特の世界観やひとつひとつの物語の儚さが好きで、僕は中学時代かなり熱中して999を読んだものです(当時、地元の図...
999に限らず、松本零士作品は漫画であると同時に詩です。それを僕はよく思います。999のテーマは人間の限りある命の美しさ。鉄郎の逞しさとメーテルの優しさに憧れて、そして独特の世界観やひとつひとつの物語の儚さが好きで、僕は中学時代かなり熱中して999を読んだものです(当時、地元の図書館が試験的に漫画を貸し出すようになって、そこで借りたのが999だったんですよね)。 「旅はまだ続く」という一文で終わった999が本当に連載を再会したときの驚きったらありゃしません。
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