エマ ヴィクトリアンガイド の商品レビュー
人気漫画『エマ』からその世界観が詳しく調査された内容が◎英国貴族に使える「メイド」にもいろんな種類の職種が分かれています。森薫さんの絵柄もいい。
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ハリポタと並行して『ダウントン・アビー』を見始めたので、妹が前に買った『エマ ヴィクトリアンガイド』を出してきました。 『エマ』が1890年頃で、『ダウントン・アビー』が1910年頃の物語。使用人の階級なんかはほぼ同じですね。 男性使用人が 執事(『ダウントン・ア...
ハリポタと並行して『ダウントン・アビー』を見始めたので、妹が前に買った『エマ ヴィクトリアンガイド』を出してきました。 『エマ』が1890年頃で、『ダウントン・アビー』が1910年頃の物語。使用人の階級なんかはほぼ同じですね。 男性使用人が 執事(『ダウントン・アビー』ではカーソン)→近侍(主人付き従者 ベイツ)→下僕(フットマン トーマス、ウィリアム) というわかりやすい階層なのに対し、 女性使用人は 家政婦(ミセス・ヒューズ)→ハウスメイド(アンナ、グエン) 侍女(ミス・オブライエン) 料理長(パットモア)→キッチンメイド(デイジー) というように家政婦、侍女、料理長はそれぞれ権限があって横並びなんですね。ミセス・ヒューズとミス・オブライエンが仲悪いわけだ。 デイジーはやっぱりいちばん下っ端。誰よりも早く起きて台所に火を入れるのはキッチンメイドの仕事なのだそうだ。 『ダウントン・アビー』でメイドが主人たちの給仕に出られないことに結構びっくりしたんですが、これは下僕の仕事なんですね。「お仕着せ」を着て見た目も良くないといけないフットマン。トーマスがナルシストなわけです。 執事と家政婦は男女それぞれの部署の長なので協力しあって屋敷を支える。だからカーソンとミセス・ヒューズは仲良し。『日の名残り』も執事と元家政婦のお話ですね。 『ダウントン・アビー』はカントリーハウスの美しさはもちろん、数々の小物に萌えます。とくにオープニングにもでてくる使用人ルームに備えつけられたベル。各部屋に呼び鈴があってどこで呼ばれているのかすぐわかるという仕組み。『ヴィクトリアンガイド』にも出てくるので当時は普通にあったものなのでしょう。 そのほかヴィクトリア朝の歴史とかあらためて読むと勉強になりました。
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『エマ』の副読本ですが、『ダウントンアビー』を観るのにも大変に参考になります。 「あのシーンはそういう意味だったのか‼︎」と思う事間違いなし!
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原作のエマはすこししか読んだことがなかったけれど、まんがキッチンで紹介されているのを見て、思わず購入。エマも読んでみたくなりました。
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アニメ化もされた森薫「エマ」の副読本。 「エマ」はもともと好きで、全10巻持ってるわけですが、この副読本は持ってませんでした。 最近になってヴィクトリア朝をモデルにした創作をしたくなって、手ごろな資料が無いかなーと思い、探してたわけですが、アマゾンでこの本を発見。評判もよく、資料...
アニメ化もされた森薫「エマ」の副読本。 「エマ」はもともと好きで、全10巻持ってるわけですが、この副読本は持ってませんでした。 最近になってヴィクトリア朝をモデルにした創作をしたくなって、手ごろな資料が無いかなーと思い、探してたわけですが、アマゾンでこの本を発見。評判もよく、資料としても最適なので取り寄せました。 実際見てみたら、中身なかなか詳しく書かれていて・・・なかなか光の当たらない当時の中・下層階級の生活や、ヴィクトリア朝の全盛期になるまでの英国史・メイドの生活や服装などと、本当に興味深いもので。 ついメイド服やドレスの可愛さで気がつかなかったのですが、階級を問わずまだまだ当時の女性には自由が無かったのですね。特に上・中流階級では、女性が働くなんてとんでもない時代だったということが分かりました。 エマの世界では主に、ヴィクトリア朝の光の部分が出てくるわけですが、教科書に出てくるセポイの反乱やアヘン戦争、下層階級の貧しさなど、すっかり忘れていた暗い一面も書かれており、本当に1冊でいろいろなことが知れたなーと思います。 値段よりお得な内容で、本当に勉強になりました。この本は3巻が出た時点で書かれたものらしく、先の展開を知ってる身としては、竹本泉さんとの対談を見てにまり、とさせられる一面もありましたー。
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俄然原作の漫画を読みたくなりました。 この本は原作を知らなくても資料として楽しめましたが 原作を知っていたら更に面白いと思います。 この作家さんの絵の描き込みと綺麗さが好きです。
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漫画EMMAの副読本なのですが、ヴィクトリアンのあれこれを判りやすく説明してあって面白かったです。 また読みたいです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
とりあえず特別編の最後の猫が可愛かったですw 主に「エマ」の作品についての説明です。お話がロンドンを中心に回っていることがよくわかります。英国・インドの略年表などもついており、歴史的背景なども詳しく載っていて勉強になると思います。
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森薫「エマ」の副読本。 ヴィクトリア時代のイギリスの社会、階級、メイドなどなどにお勉強本です。 実はあまり期待してなかったのだ。 副読本って、本編の内容をたどるだけで、深さがあまりないのがほとんどだから。でも、これは満足。 ま、一大メイドブームを起こした「エマ」なので...
森薫「エマ」の副読本。 ヴィクトリア時代のイギリスの社会、階級、メイドなどなどにお勉強本です。 実はあまり期待してなかったのだ。 副読本って、本編の内容をたどるだけで、深さがあまりないのがほとんどだから。でも、これは満足。 ま、一大メイドブームを起こした「エマ」なので、浅い知識ではやっていけなかっただろう。でも、それを副読本として提供してくれるなんて、すてき。 ヴィクトリア時代って、ホームズの時代なので、も、無条件にしびれますが、「エマ」はさらに甘美なものを与えてくれてます。うーん、なんてロマンな時代。 でもって、だんだん「シャーロック・ホームズの冒険」が見たくなるから、不思議。あのドラマも、すごく時代を忠実に表現してたよなぁ。 と、これでアニメじゃない、森薫の描いたエマを見たんですが…予想より線がごつごつしてるなと。 でも、すごいデッサン力なので、本編大人買いしても大丈夫なんじゃないかと、耳元で悪魔がささやいております(涙) つか、ネコを描いてるところがあって、このネコがすっごい好みなのだ。 …ははは。漫画家の最終的な好き嫌いは猫の絵にかかってます。 さて、 「まじで大人買いする5秒前」と、古い歌をもじってしめるかww
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『エマ』を読むにあたって知っていると便利な、使用人の役職や仕事・ロンドンの地図・様々な文化等、19世紀イギリスの人々の暮らしを解説した本。 特別編の短編漫画もあります。
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