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僕から君へ(文庫版) の商品レビュー

4.1

13件のお客様レビュー

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2023/12/24

真里茂ワールドは、いつだってちょっと哀しく切なくて、でもとっても温かい。そう、昔はみんな、人だけでなく空やビルや景色を必死に描いてた。でもやっぱり真里茂ワールドの一番の胆は絆でしょうね。

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2022/08/13

僕から君へ 東京少年物語 がんばってや どれもすごーく素敵なお話だったー‼︎ どういうジャンルになるのかな、 ヒューマンドラマ? 僕から君へ 東京少年物語は恋愛がメインではないお話で自分をつくり上げた土台の日々を記録したおはなしというかんじ。 普段漫画ではお目にかかれないような...

僕から君へ 東京少年物語 がんばってや どれもすごーく素敵なお話だったー‼︎ どういうジャンルになるのかな、 ヒューマンドラマ? 僕から君へ 東京少年物語は恋愛がメインではないお話で自分をつくり上げた土台の日々を記録したおはなしというかんじ。 普段漫画ではお目にかかれないようなお話でよかった!

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2017/03/04

「地方」がキーワードかな。 どれもよかった。 表題作はもちろん、地方出身者の方言コンプレックスの話がよかったなー。 すっごーく胸に迫るカンジが。

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2016/09/25

夏己の死をやっと実感したときのつとむの 僕はいったい何を失ったんだろう? という台詞が印象的。 誰かの死って、よっぽど近しくない限り生活を劇的に変えたりしない。けれど胸に穴が空くようなあの感覚は、いったい何なのだろう。

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2015/04/21

12.3.15 「ポケットの中でぎゅっと握りしめていた拳をそっと開き、目の前に差し出された手を躊躇いながらも取り、頑なだった心を少しずつ解放していく。その手をさらに誰かと繋いで、『居場所』を広げていく。繋いだ手の強さは決して皆同じではないし、家族だから、親友だからと過信はできな...

12.3.15 「ポケットの中でぎゅっと握りしめていた拳をそっと開き、目の前に差し出された手を躊躇いながらも取り、頑なだった心を少しずつ解放していく。その手をさらに誰かと繋いで、『居場所』を広げていく。繋いだ手の強さは決して皆同じではないし、家族だから、親友だからと過信はできないし、強く引けば相手が転ぶことも、一方的にぶら下がれば離れてしまうこともあるでしょう。そもそも誰と手を繋ぐか、ということだって大問題です。」解説より。繋ぐものとしての言葉。また逆に、本来他者に伝わるような表現とはならないはずの個人的で強烈な思い出や感情を表現として成立させている。羅川真里茂作品は(赤僕含め)そこが好き。

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2010/12/26

【収録作品】 ・僕から君へ ・東京少年物語1 ・東京少年物語2 ・エッセイ「裏」 ・がんばってや

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2010/09/14

「僕から君へ」や「がんばってや」は好き。 残りの1編は、なんだろう、田舎を賛美しすぎて都会への偏見になってるのが微妙。他がとても素敵なだけに勿体無い。

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2010/01/20

羅川先生の作品集です。 表題作の「僕から君へ」、「東京少年物語」、「がんばってや」の三作収録です。 主人公ひろむに突然知らされた友人の夏己の死。生前の夏己が自分に充てた手紙を受け取り、帰りの電車の中で夏己との過去を振り返ります。話はたんたんと進んでいきますが、最後に手紙を通して...

羅川先生の作品集です。 表題作の「僕から君へ」、「東京少年物語」、「がんばってや」の三作収録です。 主人公ひろむに突然知らされた友人の夏己の死。生前の夏己が自分に充てた手紙を受け取り、帰りの電車の中で夏己との過去を振り返ります。話はたんたんと進んでいきますが、最後に手紙を通して明かされる夏己の思いに胸が切なくなります。 東京少年物語とがんばってやが収録されているコミックを既に持っていたのですが、僕から君へのために買いました。 この作品のためだけに買ったとしても満足の一冊です。 東京少年物語も大好きな作品です。 がんばってやは個人的な感想としては、普通でした(^-^;)

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2014/01/14

表題の「僕から君へ」細部は覚えてないけどすごく悲しい話だったことをよく覚えている。他の短編も読んでみたい。

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2009/10/25

神漫画家・羅川真里茂の傑作集。 「赤ちゃんと僕」で大ブレイクした羅川真里茂は 何を書いても泣ける。 傑作集、ということで、 昔の短編をいくつかまとめたものだが、 こういうのはマニアにはありがたい。 昔なのであとがきにあるように絵はアレだが、 この人の、人情を全面に押し出す画...

神漫画家・羅川真里茂の傑作集。 「赤ちゃんと僕」で大ブレイクした羅川真里茂は 何を書いても泣ける。 傑作集、ということで、 昔の短編をいくつかまとめたものだが、 こういうのはマニアにはありがたい。 昔なのであとがきにあるように絵はアレだが、 この人の、人情を全面に押し出す画風は大好きだ。 ●表題「僕から君へ」・・・突然逝った悪友を思い返す話 ●東京少年物語・・・子供の世界満載 ●がんばってや・・・田舎っぺの東京での孤独 この中でも「がんばってや」が秀逸。 私自身、結構な田舎者だか それでも青森の方言は日本一難解と思われ。 そのコンプレックスたるもの容易に想像はできない。 それだけに泣ける。 とくに最後の3ページは 「この人が漫画家として存在してくれてありがとう」と思うくらい感動してしまうのだが、 私だけだろうか。

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