ウルトラヘヴン(1) の商品レビュー
すごいね~マンガで行けますよ。アッチの世界に。 読んでるだけでトべる。 こんなにドラッグな漫画があっていいのか? どこまでが夢なのか現なのか。 よくわからなくなりそう。 でも、そのわからなさすら気持ちイイ。
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読んでて、気持ち悪いんだか気持ち良いんだかわかんなくなった。 くらくらした。ドラッグ疑似体験みたいな・・
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ドラッグムービー…じゃなくてドラッグ漫画としてはダントツで一番おもしろいと思う。 「とにかく読んでみて」としか。 この漫画のおもしろさをうまく伝えられない。
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世の中にはとんでもない天才がいるものだと思った。 この本が描いているのは、薬事法改正でドラッグの規制が緩和されて、ドラッグが煙草のような嗜好品として日常的に扱われる世界。客の好みに合わせてドラッグのカクテルを作って出すポンプバーがあったり、衛生局の査察官による取り締まりがあったり...
世の中にはとんでもない天才がいるものだと思った。 この本が描いているのは、薬事法改正でドラッグの規制が緩和されて、ドラッグが煙草のような嗜好品として日常的に扱われる世界。客の好みに合わせてドラッグのカクテルを作って出すポンプバーがあったり、衛生局の査察官による取り締まりがあったり、そういう近未来描写がまず、すごい想像力だ。 なによりも、ドラッグでトリップした時の表現がものすごい。時間の動きがコマ送りみたいになったり、自分の手が壁にくっついて細胞分裂をしていったり、遠くの物と近くの物の位置が逆転したり。これだけは、とても文章による表現では到底追いつけない。読んでいて怖ろしくなるほどの、とんでもないリアリティーだった。 ドラッグの作用というのは、端的にいえば、脳内の体内時計をズラすものであるらしい。パソコンでいえばCPUのクロックのようなもので、人間はそれに従って脳が情報処理をしているから、秩序と意味を持って現実を把握出来る。その時計の周期がズレると、時間も空間も無秩序に自分の感覚の中に流れ込んでくることになる。 しかし、考えてみれば、時間と空間というものを秩序立てて理解出来るということのほうが特別なことで、世の中のありのままの姿というのは、この作品に表れているような混沌状態にあるのではないかと思った。 擬似的にせよ、その混沌を、あたかも秩序があるかのように構築する「脳」というのは人間の理解を遠く超えたブラックボックスとしか言いようがない。 世の中には、その時々に応じて、その時代の人間が共通に持つコモンセンスがある。人類は、地動説や進化論を知る前と後とでは、世界観がまったく違う。そして、センセーショナルな発見をトリガーにして世界観が変わるのと歩調をあわせて、人の意識も進化してきたのだろうと思う。 この作品は、人間が持つべき常識を、数十年は先取りしているんではないだろうか。これほどの衝撃を受けた作品は、久しぶりだった。 ・・遠い遠いさいはての地から、ばからしくもなつかしい古巣へ帰りついたような・・そんな印象だけが残ったな・・この地の果て、人がたどりつける最も遠い・・(p.84) 薬事法改正以来、この国じゃ誰もが気軽に気分を変えられるようになった。安堵、緊張感、ノスタルジー・・あらゆる精神状態がポンプ一発で手に入る。まやかしだよ、何もかも・・脳内物質のバランスをほんの束の間いじるだけ。結局は何も変わらない・・(p.107)
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高田馬場と言えばコレ。 とにかく他のコミックと一線を画している。 そして積みも頼まんがとは一線を画しているのです。
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ぐるぐるぐるぐる。自分がほんとにトリップしてるみたい。読み終わったあと本気で気持ち悪くなった。すごい漫画。
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G(ゲート)が無かったからこれで代用。小池漫画は初めての読者の精神をいともたやすく揺さぶります。この本の初めに、一度しか効かないドラッグが出てきますが、正にそれ。真っ白に記憶を消して、もう一度読み返したい気持ちを憶えたのは初めてです。
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近未来。薬事法が改正され、誰でもポンプと呼ばれるようになったドラッグを楽しめるようになった。その中で、カブはつまらない現実から目を背けるように非合法のキツイドラッグに手を出し続ける。そして現実と幻覚の境目が曖昧になっていくのだ。
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薬事法改正によって現代より薬物規制がかなり緩和された近未来。その時代においても最高違法薬物ウルトラヘヴン。現実と幻覚、現在、過去、未来が混濁となった最上級の読むペーパードラッグ。
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