家畜人ヤプー(2) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「新地球」の原住民、有翼四足人種を家畜化した天馬。 ローゼンバーグ「家畜人の起源」 生体縮小機。読心装置。染色体手術。 家畜と家具との概念的区別が曖昧に。 俺は最後まで嘘は言わなかったぜ、リン。 こうやってお前を可愛がっているんだからな。 さ、ちゃんとしゃぶって俺のジュニアを喜ばせてくれ。 立場はどう違っても二人は離れないんだよな。
Posted by
裸で平伏す麟一郎を、「家畜人」だと言うポーリーンに激昂するクララ。ポーリーンの飼い犬「ニューマ」に噛まれ、全身麻痺状態の麟一郎を助けるためには、一度ポーリーンの世界「イース」に行かなくてはならない。 家畜人の解説が物語より大きな割合を占めてます。
Posted by
原作はもうだいぶ昔に発表された小説。あの三島由紀夫や寺山修司も大絶賛だったらしいとか。そんな前知識は全く仕入れずに読んだのだけど、これがもう、凄まじいのだ。この際、江川達也が作画しているということは抜きに語らなければならない。発想としてはオーソドックスなSFだけど、設定の綿密さが...
原作はもうだいぶ昔に発表された小説。あの三島由紀夫や寺山修司も大絶賛だったらしいとか。そんな前知識は全く仕入れずに読んだのだけど、これがもう、凄まじいのだ。この際、江川達也が作画しているということは抜きに語らなければならない。発想としてはオーソドックスなSFだけど、設定の綿密さが尋常ではない。設定にはじまり、設定に終止する。よくもまあ、これだけの事実を捏造できたもんだと思う。すごいよ、これは。一読の価値はある。この江川バージョンを読んでから原作を読んでみようと思ってる。
Posted by
- 1