こどもの体温 の商品レビュー

よしながふみ(著者)

2021/04/18

2021.4.17市立図書館
読み切り6本。妻を亡くし男手一つで息子を育てる主人公酒井高紀と中学生の紘一をめぐる短編集。どれもよかったけど、「僕の見た風景」がよしながふみ本領という感じで印象深い。
こどもの体温（中1の紘一くんがクラスメイトを妊娠させてしまった！）
ホームパーティー（紘一くんが幼かった頃、なくなった妻の両親とのエピソード）
僕の見た風景（高紀の後輩三人トリオの顛末）
踊る王子様（紘一くん2年生、クラスメイトの話。よしながさんもローザンヌバレエコンクール中継（あの毒舌解説）のファンなのかなあと思った）
よくある一日（紘一くん3年生、卒業間近、いつのまにGFも変わってて）
たまにあった一日（掌編。父子家庭になってまもなく、という回想かな？）

2018/10/12

妻を亡くした、父子家庭の一家を中心にした連作。人物の登場のさせ方は「愛すべき娘たち」にもつながる感じで、同じ人物がある時は主人公、ある時は脇役として描かれる。悲しみとか驚きとか、いたわりとか優しさとか、なにかじわじわと静かに伝わってきます。

2012/11/04

2つめの「ホームパーティー」が好き。
よしなが先生の話は本当に食べ物が美味しそう!!

全体的に素敵な親子のお話。

2012/09/28

短編集ですが、それぞれのお話ごとに登場人物が少し関連しています。

こどもの体温
ホームパーティー
僕の見た風景
踊る王子様
よくある一日
たまにあった一日

最初のお話は、中学２年の子供が親に彼女を妊娠させてしまったかもしれないというシーンで始まります。
「これってBL（？）」って思って、間違ったかもと思いましたが、
３つ目の「僕の～」を読むにつれ、「まぁ、ちょっとそういう要素があったなぁ～」
と思ってなんとなく、この作者さんの作品だからいいやって思いながら、読み終えました。

2012/06/27

なんてことない日常のようで、でもなんだかうらやましくなる。父と息子の関係や、亡くなった妻の得意料理をずっと覚えてる夫とか…絵柄がまた、儚くて合う。チキンのガーリックパン粉焼き、いいな～。作ってみようかな。

2012/05/07

短編集ですが一つの家族を軸にして
ゆるやかに繋がっていきます。

なんというかじんわりする話です。
料理が美味しそうで◎

2010/10/24

これを普通に発売日に（以下略）
なんかもう色々言う前にとりあえず読んでくれ。と迷惑なことを言ってしまいたくなるほど好き。
一言ではちょっとこの作品の良さは言い表せない。
というわけでとりあえず読んでくれ。

2010/05/31

やっぱりご飯がおいしそう。

私は20過ぎでの婦人科デビュー、中一だなんて想像も出来ません。.

皆わりかし冷静な子供だったのか？

2012/10/28

読んではじめ好きになって何度も何度も繰り返したのは料理の場面　なんでしょうね料理が人を惹きつける理由て
量産できるタイプ（アイディアを整然とまとめあげる）の漫画家さんていいな　

2009/10/04

実はよしながさんのマンガでこれが一番好きかもしれないです
すてきなお父さんと息子とまわりの人たちのなんかステキな短編集。