エマ(5) の商品レビュー
【あらすじ】 時は19世紀末イギリス、ヴィクトリア朝。上流階級と下層階級、身分違いでありながらも深く愛し合う、エマとウィリアムの物語……。伝統と革新のブリティッシュ・ロマンス、シリーズ第5巻! 【感想】
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リチャード・ジョーンズの初舞踏会。しかし、成り上がりものとして噂され相手にされない。淡々とジョーンズ家の過去の回想が流れていて、苦労しているのがわかる。そして、現在に至る。エマ達は帰ってきて皆から話を聞かれる。ハンスがエマの変わり様に気づき何者なのかを聞き出そうとする。...
リチャード・ジョーンズの初舞踏会。しかし、成り上がりものとして噂され相手にされない。淡々とジョーンズ家の過去の回想が流れていて、苦労しているのがわかる。そして、現在に至る。エマ達は帰ってきて皆から話を聞かれる。ハンスがエマの変わり様に気づき何者なのかを聞き出そうとする。ウィリアムが屋敷にエマに会いに来るなど気持ちが止まらない。それにしても、この世界は人付き合いなどが大変だけどとても重要だな。この巻は成り上がりがテーマだった。
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ウイリアムと予期せぬ再会を果たしたエマは、ハワースに戻ると人格が変わったように明るくなっていた。ウイリアムとの文通で気持ちはさらに高まっていく。ウイリアムも同じで、思わずハワースに出向き、エマのいるメルダース家を訪ねる。このシーンはもう、恋愛ドラマのクライマックスのように微笑ましい。ドロテア夫人大喜び(笑)。 しかし、ジョーンズ家とエレノアのキャンベル家はウイリアムの不在中に接近してくのだった。
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リチャードカッコいいと思ったら、ウィリアムのお父さんだったのか!!お父さんがウィリアムに冷たいと思ったけどひっくり返りました!自分と同じような思いをさせないためだったのですね!リチャードさん良い人です。
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再会を果たしたウイリアムとエマは、お互いへの愛を再確認し、愛情を募らせていきます。 ロンドンから戻り、普段の仕事に戻るエマ。 メイド服に着替える様子がこと細かくコマ割で描かれており、作者のフェティッシュなまでの嗜好を感じます。 読んでいて引いてしまうほどマニアな描きっぷりでした。...
再会を果たしたウイリアムとエマは、お互いへの愛を再確認し、愛情を募らせていきます。 ロンドンから戻り、普段の仕事に戻るエマ。 メイド服に着替える様子がこと細かくコマ割で描かれており、作者のフェティッシュなまでの嗜好を感じます。 読んでいて引いてしまうほどマニアな描きっぷりでした。 作者は本当にメイドが好きなんですね。 止まらなくなった二人の愛。 ウイリアムはハワースのエマが仕える屋敷へやってきます。 ドロテア奥様はもうすっかりエマの見方。心強いですね。 ウイリアムの決断で全てが決まりそう、逆に言えば、彼が決心しない限りは、話はどうにも動かなさそうです。 彼の性格はあまり好きではありませんが、挿入話としての彼の両親の若かりし恋物語は、とてもすてきでした。 リチャードパパ、息子を自分のような立派な男に教育すればよかったのに。 ラストはもう間近のようです。だいたい想像できる感じです。 作者は相変わらずおもしろいあとがきで、とうとうイギリスに行けたことを報告してくれました。 念願かなってよかったですねー。
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全部で8巻ですが、8巻は外伝ってことなので、ひとまず本編だけ。 ヴィクトリア時代のロンドンを舞台に、ジェントリー(貴族ではないけど社交界などに出ているお金持ち)の青年とメイドとの恋物語。 メイドブームの火付け役といわれてます。 アニメでみて、はまったもので大人買いww ...
全部で8巻ですが、8巻は外伝ってことなので、ひとまず本編だけ。 ヴィクトリア時代のロンドンを舞台に、ジェントリー(貴族ではないけど社交界などに出ているお金持ち)の青年とメイドとの恋物語。 メイドブームの火付け役といわれてます。 アニメでみて、はまったもので大人買いww で、よかったのはよかったんだけど、アニメのほうがいいや。 つか、こっちはあっさりしすぎていて「うーん、本当にこれでいいの?」って思ってしまう。ま、アニメはアニメで、思い切ることが所詮出来ない二人なのに、クラス(階級)が違うとかなんとかとうじうじやってるんだけどね。 足して2で割るとちょうどいいかもww にしても、ヴィクトリア時代のこまごまとしたことが、こまごまと描かれていて、ホームズとか好きな人にはたまらんです。 ついでに、女性が結構肉惑的で、素敵です。エマもお尻大きいしね。その辺が地に足がついてる感じでよい。 なかなか、骨太でした。 が、ようするに「教育ってものがどれほどのものか」というケリーの言葉が真のテーマのような気がいたしますが。 ケリーによって、教養も身につけていたからこそ、エマは彼についていこうと、したのだと思うし、そもそもその教養があったから、ウィリアムは彼女にひかれてたんじゃないかな。 女を堕落から救うのは教養、って昔村上龍がいってたけど、これは金言だと思います。はい。
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リチャードとオーレリアだけで単行本1冊分、森薫さんには描いて欲しい。 言い値で買う。この2人が凄く好きだ。
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19世紀末英国。メガネをかけたメイドさんが上流階級のお坊ちゃんと恋におちた。さまざまな障害を前にした二人のせつなくもゆったりした物語。 この巻では。 ロンドンから戻ったエマは少し明るくなっていた。 再会の後さらに愛を募らせる二人。 そしてウィリアムがハワースにやってきたとき...
19世紀末英国。メガネをかけたメイドさんが上流階級のお坊ちゃんと恋におちた。さまざまな障害を前にした二人のせつなくもゆったりした物語。 この巻では。 ロンドンから戻ったエマは少し明るくなっていた。 再会の後さらに愛を募らせる二人。 そしてウィリアムがハワースにやってきたときのドキドキのシーン。 エレノアの気難しそうな父、キャンベル子爵も登場。最大の敵となるか。 今回の著者のとっても趣味的な部分は、エマがメイド服を身につけるまでの着替えシーンかな。(2010年02月21日読了)
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ミスター・ジョーンズとミス・オーレリア・ハートウィックの物語。走り出すウィリアムとエマの恋。手紙では追いつかない気持ち。ふたりの決心。そして一癖二癖ありそうなキャンベル子爵様登場で嫌な予感ひしひし!
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ウィリアムの両親の出会い1872年のエピソードから。 手紙をやりとりするエマとウィリアム。 身分卑しからぬ紳士からの手紙を受け取るメイドのエマには不審の目が向けられ…? 止められない二人の愛! 2005年4月発行。
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