王室スキャンダル騒動(文庫版) の商品レビュー
遠藤淑子さん描くパワフルヒロインの中で、最も偉そうなのはこの姫ですね。そんな姫の国の執務官に、わざわざ自分からなりに来たアルバートくん、いい人だ。
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女子に振り回される男子がだいすきならこれはもう不朽の名作。 嫌味にならない女子キャラクター(この本だとエヴァ姫)の暴走とその真っ当な真っ当に生きることのできる自由さに、ため息つきながら振り回されフォローしてまわる男子(この本だとオーソンと執務官たち)なんてまあなんてたまらないの。...
女子に振り回される男子がだいすきならこれはもう不朽の名作。 嫌味にならない女子キャラクター(この本だとエヴァ姫)の暴走とその真っ当な真っ当に生きることのできる自由さに、ため息つきながら振り回されフォローしてまわる男子(この本だとオーソンと執務官たち)なんてまあなんてたまらないの。 ぎりぎりで恋愛ものにならないところがまたいいんですね遠藤淑子さんの場合は。
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エヴァンジェリン姫シリーズ。 絵は正直、プロのレベルではない。 でも面白いし、実がある。 本作と作者を世に出した白泉社に敬意を払う。 昔の白泉社はそんな器の大きさがあった。 そこから沢山の傑作が出てきたんだよなあ。
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エヴァンジェリン姫がかわいいです。 自由奔放やりたい放題の女の子と、振り回される男の子という遠藤さんの王道は、最初からだったのかー。 行動に筋は通ってないように見えても、考えや信念には筋が通っている、そんな女の子も遠藤さんの作品の魅力要素。
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この作者さんの本ではこれが一番好きです。ほのぼのしているんだけど、ストーリーがしっかりしてて面白いです。短編が何話か収録されてますが、一冊の本に映画が何本か入ってるみたいに凝縮されてます。
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エヴァンジェリン姫の無鉄砲な行動にハラハラしたり泣いたり笑ったりの大忙しで読みました。 こんな国があったらいいなー、と思わせてくれる本。
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どこまでも上達しない絵とうらはらに、ものすごいストーリーテラーな作家。良質の短編映画をみた気分になれる。が、やっぱ絵で損してるよなぁ…。
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