サンダーマスク(文庫版) の商品レビュー
解説曰く「サンダーマスク」は失敗作であると、手塚治虫自身がそれを認めている、とのこと。 失敗作なのかぁ。ワクワクして読んだのだけどなぁ。飛来した宇宙生物の侵略に立ち向かう、もう一つの異生物。地球の少年はそれに巻き込まれてゆく、ざっくりいうとそういうストーリーなのだけど、失敗作な...
解説曰く「サンダーマスク」は失敗作であると、手塚治虫自身がそれを認めている、とのこと。 失敗作なのかぁ。ワクワクして読んだのだけどなぁ。飛来した宇宙生物の侵略に立ち向かう、もう一つの異生物。地球の少年はそれに巻き込まれてゆく、ざっくりいうとそういうストーリーなのだけど、失敗作なんだねぇ。 シンプルにストーリー設定が好きだから、面白かったんですよ。なんかそう言われてしまうと残念です。 解説は大槻ケンヂ。別に、腐しているわけではなくて愛のあるツッコミという感じです。
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公害病によって、若くしての死を運命づけられた主人公は 短い命を精一杯楽しもうと焦る 一方その恋人は、悪の勢力に目をつけられたばかりに ずっと大人になれない呪いを受けてしまうわけだ そんなふたりのすれ違いを、壮大なスケールで描こうとして しょせんはテレビ特撮のコミカライズ作品 「大...
公害病によって、若くしての死を運命づけられた主人公は 短い命を精一杯楽しもうと焦る 一方その恋人は、悪の勢力に目をつけられたばかりに ずっと大人になれない呪いを受けてしまうわけだ そんなふたりのすれ違いを、壮大なスケールで描こうとして しょせんはテレビ特撮のコミカライズ作品 「大人」の都合で打ちきられてしまった、不運の失敗作である それでも、悲恋ものとして、一応のまとまりをつけたあたりは いわゆる神の面目躍如であろう 若いふたりをサポートする「大人」の役回りで 手塚治虫本人が出演 また先日、取り壊しが話題となった小学館ビルも 意外に重要な役割で登場する
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1972年(昭和47年)10月3日〜1973年(昭和48年)3月27日に日本テレビ系で放映された、実写特撮番組『サンダーマスク』とは、デザイン及びネーミングのみ共有するも別物。 謎のガス状生命体である「サンダー」と「デカンター」の戦いに、地球人が巻き込まれてしまうというもの。大槻...
1972年(昭和47年)10月3日〜1973年(昭和48年)3月27日に日本テレビ系で放映された、実写特撮番組『サンダーマスク』とは、デザイン及びネーミングのみ共有するも別物。 謎のガス状生命体である「サンダー」と「デカンター」の戦いに、地球人が巻き込まれてしまうというもの。大槻ケンジ氏の解説がいい。
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