青また青 の商品レビュー
懐かしい本。 レビューはまた改めて。 昔読んで、非常に鮮烈だった。主人公に感情移入して読んだ。 主人公の生き様は私とは似ても似つかないが、ただ揺さぶれられる。何かに。
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作者の半自伝 21歳でシングルマザー。新人の小説家のビダー・ヴォイドのリアルで生々しい生活を描いた「青また青」。意味は「憂鬱また憂鬱」。 しかし生きる力にあふれた話です。
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(1990年10月25日初版発行) 【ストーリー】 一人息子を抱える駆け出し小説家のビダーは、版権代理人テシックの助言を受けながら作品を練っている。離婚した旦那の手下に銃撃され、友人のフェリックスの命を狙ったと思われる犯人の正体も、一切合切デフォルメしてストーリーに詰め込む。それ...
(1990年10月25日初版発行) 【ストーリー】 一人息子を抱える駆け出し小説家のビダーは、版権代理人テシックの助言を受けながら作品を練っている。離婚した旦那の手下に銃撃され、友人のフェリックスの命を狙ったと思われる犯人の正体も、一切合切デフォルメしてストーリーに詰め込む。それを読んだ殺人者が次にとった行動は・・・・ 魔女の形見のフランケンシュタインを引き取った一家の生活を描く「フランケンシュタインは僕に云った」も同時収録。 【感想】 作者(現在「獣木野生」に改名して執筆中)が好きで全作品を集めていますが、本編は昔に買って一、二度読んだだけでしたが本の整理中に出てきたので読み返してみました。 いきなりドラマが始まって途中まで見せて終わるような、そんな感じの作品。この作品で見たのはキャラクターの人生の本の一部で、あとにも先にも続いていく。そんな流れと確固とした骨子がこの作者の作品のいつもの持ち味だと思う。外国映画のようなテンポのよさ。こういうストーリーが見たい、という期待はいつもこの作者に対してだけは何もない。先行するものはなく、どういう意図の話だと分析するのでもなく、ただ読んで、何かの感情を動かされるのである。巷にある他の漫画作品から完全に切り離されたオリジナリティーとパーソナリティーがあり、ただただその作品の世界に呑み込まれていく。 フランケンシュタインの方の話も大好きです。
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