博士の魚たち+薫さんの帰郷(文庫版) の商品レビュー

TONO(著者)

2009/10/04

この漫画の中では妖怪や人魚や魔術師が、ふつうに生きている。
仲良しのクラスメートは３つ目と一つ目のハーフだし、先生は１４歳の天才少年、河童の息子が進路に悩んでいる。
でも「は？そういえばそうだっけ？」という答えが返ってきそうなほど、それが自然で当たり前。
いろんなボーダーラインを自然に飛び越えて、穏やかに暮らす世界は、なんだかすごく魅力的だ。