「坊っちゃん」の時代(第二部) の商品レビュー
家・国家 現代よりもずっと重い時代 事実はどうか分からないけど エリスがいきいきと 描かれてているのが良かった 円頓寺商店街本のさんぽみち内 オヨヨ書林にて購入
Posted by
『坊っちゃん』の時代第二部。読みにくいけどがんばって読んだ。舞姫とエリスは有名だけど読んだことがない。読んでみよう。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この巻の主役は森鴎外。 「西洋人を美しいと思うことが…爾後百年日本を苦しめることになるでしょう」 このセリフを2018年の今読むと深すぎるな……。 そして、明治から100年以上の時を経ても、日本の根幹は変わっていないのではないか……という気がする。
Posted by
カオス。物語を派手にするため無理やり絡む明治の偉人たち。しかし、それがいい。もしもあったら、と思うこと。それが良くて読む。
Posted by
エリスが本当にかっこいい。そして、彼女が出会った凛としたこの明治は、吉良常、西郷、長谷川二葉亭、和服の人物たちが支えている。
Posted by
前作には劣る。舞姫の擬古文調がコミックには全く現れないのが不満。印象に残る言葉「誰か知る かの人にも 胸高鳴れる 初夏のありしを」どこからの引用だろう。
Posted by
鴎外と言えば舞姫である、というような本作。 鴎外の半生には明るくないが、エリスエピソードはフィクションじゃないだろうか。
Posted by
舞姫こと森鷗外についてまとめられている。これもまたこのシリーズ独特の視点から描かれていて素晴らしい。人間的だし、文学的でもある。
Posted by
この巻は森鴎外が、というより、彼の舞姫、エリスが主人公。 舞姫のイメージが変わるかもしれません。 (2009年12月07日読了)
Posted by
坊ちゃん達の国際交流。 第一部の漱石から二葉亭四迷と森鴎外へ。 舞姫の挿話とエリスが見た日本を中心の物語。 鴎外が乗り越えられなかった前近代を、突破している個々人は散見されるが、未だ国全体としては、歪さを抱えたままなことも想起される。 平塚らいてふや菅野須賀子の劣化コピーは...
坊ちゃん達の国際交流。 第一部の漱石から二葉亭四迷と森鴎外へ。 舞姫の挿話とエリスが見た日本を中心の物語。 鴎外が乗り越えられなかった前近代を、突破している個々人は散見されるが、未だ国全体としては、歪さを抱えたままなことも想起される。 平塚らいてふや菅野須賀子の劣化コピーは拡大再生産していも、エリスのような日本女性は見聞きしない。任侠や武士道もどこへやらだ。 明治が日本の青春なら平成は?。 憧憬や郷愁の背景に苦々しい思いが残る坊ちゃんの時代 第二部。
Posted by
- 1
- 2