水滸伝(潮漫画文庫版)(5) の商品レビュー

横山光輝(著者)

2015/03/08

2015年3月7日読了。梁山泊を脅威として攻め込んでくる官軍を撃退し、敵将に政府の腐敗・正義を説き仲間にしますます勢力を増す梁山泊。義に厚くすぐかっとなるが涙もろく上に弱い、単純な中国の豪傑の面々がなんだかかわいらしい。敵を捕らえる策が「打って出る⇒やられたふりして逃げる⇒追ってきたところを罠にかけて捕らえる」しかバリエーションがなく、何回もこれに引っかかる敵軍がなんだかアホに見えてくる。

2010/01/30

　この第５巻では、今まで梁山泊首領を務めていた、托塔天皇・晁蓋の死による首領の交代劇が描かれることとなる。
　この話より登場する玉麒麟・蘆俊義が晁蓋の仇討をしたため(遺言により仇討をしたものが首領になることになっていた。)首領に選ばれかけるが、他の好漢達の意見により、及時雨・宋江が首領になる話がある。今までの話から宋江の人徳はわかりきっていたことなのだから今だに晁蓋の遺言が理解できない。
　この巻で重要な話である七十回が終了、通常このまれて読まれるのはこの七十回までといわれている。

2009/10/04

次々に入山してくる好漢たち。そして、ついに晁天王が・・・！久しぶりに登場した楊志がニヒル顔になっているので注目してください！？

外伝に項充の話が入っています。