項羽と劉邦(潮漫画文庫版)(8) の商品レビュー

横山光輝(著者)

2022/05/20

２０２２年５月２０日
兵士が項羽の後宮へ案内して兵士は「陛下ここが項羽の後宮にございます　そしてここが宝庫にございます」劉邦は「おおっ　すごいものじゃのう　よくこれだけの宝が集められたものじゃ　そうかこれが全て余のものになったのか」兵士は「ではこちらへ　項羽の愛妻たちにございます」劉邦は「ほう」兵士は「これへ　陛下これが項羽の寵姫　虞姫にございます」劉邦は「美しい姫じゃのう」兵士は「人々は虞美人とよんでおります　この後宮の女たちもみな陛下のものにございます　天下はもはや大王のものにございます」劉邦は「ハハハすべて余のものか　よし今夜は諸侯と大祝宴を開くぞ準備いたせ」兵士は「ははーっ」劉邦は「ハハハハとうとう天下は余のものとなったかハハハハ」そして夜に大祝宴を開いた。劉邦が「ははははこれほど簡単に敵の本城が手に入るとは思わなかったぞ」将は「それも漢王の威光のせいでございます　　項羽は恐れをなして出てこなかったのでございましょう」劉邦は「余が天下を平定したならば諸侯にもそれだけの恩賞を与えることを約束するぞ」将と全巻にて大元帥となった魏豹「ハハハ　ははは」劉邦は「ところで魏豹大元帥、項羽に対する備えは充分であろうな」魏豹大元帥は「もちろん　城外に９つの陣を敷き、項羽の襲撃には備えてございます」劉邦は「ははは　それならば安心じゃ　これこれ後宮の女どもに酌をさせよ」宦官は「はっ」そして、それから連日、彭城では酒宴が開かれた。
劉邦は諸侯の開く酒宴には必ず顔を出し　連日　酔いつぶれていた。
大将がこの調子であるから下が軍律を守るわけがなく、、、。村から娘を連れてきては酒の酌をさせ、そしてその女たちを犯した。これは盗賊の行為でとても正規軍の姿とは思えなかった。一方虞姫は「のう柴令これからわらわたちはどうなるのじゃ」柴令は「わたくしにもわかりませぬ　毎日毎日、生きた気はいたしませぬ」「虞姫」虞姫は「誰じゃ」？は「虞子期にございます」虞姫は「おう虞子期こんな所に参っては危険ではないか」虞子期は「大丈夫でございます　漢兵は皆、酔いつぶれてございます　今ならこの城から脱出できます　すぐにわたしについてきてくださいませ　項王のもと送りいたします　さあ急いでくださいませ」虞姫は「ええ」、、、、、、、、。虞子期が「ごらんなさいませこの有様でございます」そして虞子期が門を開け、、、。「さあ早くお乗りくだされ　それっ」こうして虞姫、虞子期、柴令は項羽の元へ向かったところで終わらせていただきます。ここまで読んでくれたらありがとうございました！

2009/10/04

劉邦軍が軍規を乱して村の娘を強姦したりするようになった。韓信を大元帥から外して、名門出だけど不慣れな魏豹を大元帥にしてしまったから。劉邦の部下使いの下手さもちょっと出る。韓信がすねて自分の家にこもりっきりになったとこが今までの自分の韓信像と違ったので、印象的だった。