三国志(文庫版)(19) の商品レビュー
三国志を読んだことが無かったので、とりあえず、漫画で読破してみた。 なのでシリーズ通しての感想です。 横山三国志なので、若干顔の作りが似通って見える。 また、蜀を主軸に置いており、その中でも桃園の義兄弟の絆を優先的に描く傾向がある上、連載の都合もあり、諸葛亮死後の蜀や、魏・呉・そ...
三国志を読んだことが無かったので、とりあえず、漫画で読破してみた。 なのでシリーズ通しての感想です。 横山三国志なので、若干顔の作りが似通って見える。 また、蜀を主軸に置いており、その中でも桃園の義兄弟の絆を優先的に描く傾向がある上、連載の都合もあり、諸葛亮死後の蜀や、魏・呉・その他勢力のストーリーの一部が割愛されているように感じた。
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魏と呉は戦いに明け暮れ、両軍とも疲労困憊し和睦します。魏王名乗った曹操は、魏王宮で管輅公明(かんろこうめい)という占い師を招き入れます。この管輅に纏わる逸話が、田中貢太郎の短編『北斗と南斗星』で取り上げられていたことを思い出し、この老師に近親感を持ちました。曹操からの褒美を辞退し...
魏と呉は戦いに明け暮れ、両軍とも疲労困憊し和睦します。魏王名乗った曹操は、魏王宮で管輅公明(かんろこうめい)という占い師を招き入れます。この管輅に纏わる逸話が、田中貢太郎の短編『北斗と南斗星』で取り上げられていたことを思い出し、この老師に近親感を持ちました。曹操からの褒美を辞退し、魏王宮を静かに去って行く管輅の後ろ姿には、一抹の寂しさを感じました。この頃、魏軍と漢中に集結した蜀との戦いが勃発します。蜀の張飛、老将の黄中や厳顔らの活躍目覚ましく、魏軍の将は漢水へと落ちのびていくのでした。
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漢中をめぐる蜀と魏の攻防。 黄忠は老兵ながら頼もしい。 突如登場した左慈。 なんだか急にオカルトチックになってる。 どうせなら、最後まで予言してよ・・・
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本巻はサブタイトルにもあるように荒武者の張飛が頭を使うさまが描かれている。前半では徐州で劉備の留守を預かったときに泥酔して呂布に城を奪われるなど失態も多々あったが、中盤以降は落ち着きを持ち駆け引きや智略を駆使するようになってきた。こんな成長が見てとれるのも、長編作品の楽しみである...
本巻はサブタイトルにもあるように荒武者の張飛が頭を使うさまが描かれている。前半では徐州で劉備の留守を預かったときに泥酔して呂布に城を奪われるなど失態も多々あったが、中盤以降は落ち着きを持ち駆け引きや智略を駆使するようになってきた。こんな成長が見てとれるのも、長編作品の楽しみである。 本巻のあらすじは以下のとおり。 ・呉VS魏の戦いは続く。呉の凌統、功を焦り魏の張遼に討たれかけるが、甘寧により援護される。孫権、曹操に和睦の使者を送り成立。 ・曹操、魏王を名乗り魏王宮を建設。左慈、幻術にて曹操を嘲弄。曹操、体調不良により管ロの易を頼る。 ・曹操、曹洪を漢中へ、夏侯惇を許都へ、王必を近衛兵総督として禁門や市外の警備に当たらせる。金キ、耿紀、韋晃の三人、曹操討伐を謀るも失敗。 ・下弁を守る馬超、呉蘭に物見させると、曹洪率いる魏軍にぶつかり、追い散らされる。魏軍の張コウ、張飛に戦いを挑むも敗北、岩渠塞に逃げ込む。張飛、敵を罵りながら酒盛りを始める。孔明、魏延に名酒を張飛の下に運ばせる。張コウ、罠と知らず攻め込むも策にハマる。 ・張飛、瓦口関に逃げ込んだ張コウを攻めるべく挟み撃ちにして落とす。 ・張コウ、名誉挽回のため、孟達と霍峻が守るカ萌関を攻め破る。援軍に黄忠、厳顔の老将2人を派遣する。2人は協力して驕兵の計により魏軍を破り天蕩山を奪取。劉備、漢中平定のため出陣。黄忠と法正を定軍山の対夏侯淵に、厳顔をロウ中へ行かせ張飛&魏延と交代させ、張飛&魏延を漢中に来させるなど部署。 ・曹操、自ら漢中へ出陣し魏VS蜀の漢中争奪戦開幕。蜀の陳式、魏の夏侯尚がそれぞれ生け捕られ、人質交換をするも、夏侯尚は討たれる。黄忠、夏侯淵を討ち取る。魏軍、定軍山も捨て漢水へ落ち延びる。
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奇怪な老人(仙人)の不思議なエピソード。 ピンチの黄忠を、趙雲が救出に向かい、曹操軍を前に、縄文を開け放って堂々と大ばくちに出ます。 やはりかっこいい趙雲。劉備もその度胸の強さに感嘆しています。
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