三国志(文庫版)(12) の商品レビュー
三国志を読んだことが無かったので、とりあえず、漫画で読破してみた。 なのでシリーズ通しての感想です。 横山三国志なので、若干顔の作りが似通って見える。 また、蜀を主軸に置いており、その中でも桃園の義兄弟の絆を優先的に描く傾向がある上、連載の都合もあり、諸葛亮死後の蜀や、魏・呉・そ...
三国志を読んだことが無かったので、とりあえず、漫画で読破してみた。 なのでシリーズ通しての感想です。 横山三国志なので、若干顔の作りが似通って見える。 また、蜀を主軸に置いており、その中でも桃園の義兄弟の絆を優先的に描く傾向がある上、連載の都合もあり、諸葛亮死後の蜀や、魏・呉・その他勢力のストーリーの一部が割愛されているように感じた。
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諸葛孔明が提唱する“天下三分の計”により、三国時代が動き始めます。曹操(魏)は、孫権(呉)を抱き込もうとしますが、孔明の知略で呉の反戦派を抑え込み、軍師・周瑜(しゅうゆ)の水軍を奮い立たせて、100万の曹操軍との戦いを仕向けることに成功します。恐ろしいまでに、人の心を見抜く孔明に...
諸葛孔明が提唱する“天下三分の計”により、三国時代が動き始めます。曹操(魏)は、孫権(呉)を抱き込もうとしますが、孔明の知略で呉の反戦派を抑え込み、軍師・周瑜(しゅうゆ)の水軍を奮い立たせて、100万の曹操軍との戦いを仕向けることに成功します。恐ろしいまでに、人の心を見抜く孔明に殺意を抱くまでになった周瑜ですが、すべてを見通されたあげく、曹操軍がわら人形に放った10万本の矢を回収、周瑜に献上、見事に周瑜の鼻を明かすのでした。
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魏対呉の嵐の前の静けさ。 孫権は結構優柔不断で決断力に欠けるな。 孔明に周瑜と、いい軍師のいる国が力をつける時代。 策略は面白いけど、暗殺は敬遠してもらいたい。
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いよいよ「レッドクリフ」でおなじみの周ユが登場。孔明の見せ場もどんどん広がっていく。面白くなってきた。 本巻のあらすじは以下のとおり。 ・曹操、荊州入国。蔡ボウは水軍大都督に命じられるが、王子:劉ソウは暗殺される。 ・江陵へ向かう劉備、曹操軍に追い付かれる。趙雲、劉備の妻...
いよいよ「レッドクリフ」でおなじみの周ユが登場。孔明の見せ場もどんどん広がっていく。面白くなってきた。 本巻のあらすじは以下のとおり。 ・曹操、荊州入国。蔡ボウは水軍大都督に命じられるが、王子:劉ソウは暗殺される。 ・江陵へ向かう劉備、曹操軍に追い付かれる。趙雲、劉備の妻子を守り逃亡するも、劉備の妻は井戸に投身自殺。再び関羽、孔明、劉キが集結し、江夏へ向かう。 ・曹操、江陵城を落とし、再び荊州に戻る。曹操、劉備を討つため、呉の孫権に同盟を持ちかける。孫権、その判断をするため魯粛に劉備陣を探らせる。孔明、魯粛とともに呉へ。 ・孫権の重臣は曹操への降伏か開戦かで分かれる。孔明、孫権とその重臣に曹操への開戦を説得。ハ陽湖で水軍演習を続ける呉の水軍提督:周ユも迷ったが、孔明の説得により開戦論者となり孫権に奏上。周ユ、孔明の聡明さに恐れを抱き暗殺を決意するも実行に移せず、劉備を自陣まで呼びもてなした上で暗殺を試みるも失敗。 ・周ユ、曹操からの使者を斬り、曹操は憤慨し出陣。が、水軍は不慣れなため周ユに敗北。蔡ボウ、水塞を築いて備える。周ユ、自ら水塞を偵察し用意周到さを警戒する。 ・曹操、蒋幹に周ユを引き入れるよう画策するも、逆に蔡ボウが曹操を裏切るという偽の密約をつかまされる。 ・周ユ、孔明を公然と殺すため10日以内に矢を10万本作るようにという難題を課す。孔明、霧の濃い日に船にわら人形を乗せて曹操陣まで行き、相手に射掛けさせて3日で集める。孔明と周ユ、対曹操への計を「火」とすることで一致。
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この巻おもしろかった。 趙雲が、見失った玄徳の子を探して戦場を駆け抜ける所。 そして子を連れて帰ってきた趙雲に、玄徳がかけた言葉。 「お前のような臣はこの世でまたと得られるものではない。それをあやうく戦死させるところであった。子供はまた生めば得られるが良き将はまたと得られぬ」 ...
この巻おもしろかった。 趙雲が、見失った玄徳の子を探して戦場を駆け抜ける所。 そして子を連れて帰ってきた趙雲に、玄徳がかけた言葉。 「お前のような臣はこの世でまたと得られるものではない。それをあやうく戦死させるところであった。子供はまた生めば得られるが良き将はまたと得られぬ」 あとは、諸葛孔明の大論陣。すご。頭よすぎ。 こんな人が今の世にいたら、世界はどうなるんだろう。
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待ちに待った周瑜登場! 一方で孔明と曹操の顔がまったく同じであることにも気がつきました・・・。 解説では、諸葛氏一族のことが取り上げられていて、とても興味深く読みました。
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「長阪の戦い」。 南へ逃亡する劉備軍ですが、彼を慕う人民が大勢ついてきたため、思うように進めません。 慕われることで追いつめられる、パラドックス的状況。 長阪でとうとう曹操軍に追いつかれてしまいます。 ここで趙雲が獅子奮迅の活躍を見せます。 かっこいいですねー。敬愛する劉備の妻...
「長阪の戦い」。 南へ逃亡する劉備軍ですが、彼を慕う人民が大勢ついてきたため、思うように進めません。 慕われることで追いつめられる、パラドックス的状況。 長阪でとうとう曹操軍に追いつかれてしまいます。 ここで趙雲が獅子奮迅の活躍を見せます。 かっこいいですねー。敬愛する劉備の妻、甘夫人と子を守るため、一人で果敢に戦うヒーロー。 ただ、難しい状況を読んだ甘夫人が井戸に飛び込んで、命を犠牲にするという悲しい結果に。 ショッキングなシーンでした。 孔明は、水上戦で必要となる10万本の矢を3日で用意しますることを周瑜に約束。知策を巡らし、本当に取り揃えます。 すばらしいブレインです。 この巻は、『レッドクリフ』に出てきた辺りです。
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