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ブッダ(潮文庫版)(4) の商品レビュー

3.8

11件のお客様レビュー

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2023/05/08

手塚治虫による、ブッダの伝記。 一読する価値はあると思って一気に読了。 良くも悪くも手塚治虫調というか、手塚治虫節が効いているので、多少の好き嫌いはあるかもしれないです。

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2021/02/06

・元々のいのちはどんな生き物も同じ ・自ら他者に語ることで、自分が教わる ・ブッダでも家のしがらみに囚われる自分に悩む

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2020/08/17

シッダールタ出家。 バンダカの一瞬だけの王国。 そしてバンダカの息子ダイバダッタの不運な生い立ち。 ナラダッダもここに来て再登場。 理不尽な試練を与えられてるだけのはずが「ものすごい修行をしている僧」として存在していることに驚いた。 完全に獣になってしまったと思っていたのに普通...

シッダールタ出家。 バンダカの一瞬だけの王国。 そしてバンダカの息子ダイバダッタの不運な生い立ち。 ナラダッダもここに来て再登場。 理不尽な試練を与えられてるだけのはずが「ものすごい修行をしている僧」として存在していることに驚いた。 完全に獣になってしまったと思っていたのに普通に理性があったことにも驚いた。 シッダールタが出家する直前に、唐突なハンストはなぜ…? 展開が唐突すぎて、シナリオが決まっているからという理由で描かれてるシーンは入ってこないねぇ。 出家したらしたでただの世間知らずでもやもやしてしまう。 そしてダイバダッタは人間として生きることを放棄していたのになぜまた人間として生きようと思うのか。 あの展開だったら自ら森に戻ろうとするのでは?

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2017/11/23

田中角栄殿がその例だ バンダカの凄惨な死はカピラヴァストゥに幸運をもたらしたダイバダッタ 門出 コーサラのデーパ タバス=苦行 奇妙な道づれアッサジ ナラダッタ 強いものが勝ちよわいものが滅びる… トリカブト 庭師 船乗りシンドバッド 絵コンテを電光石火にスラスラ描く 述懐 自負...

田中角栄殿がその例だ バンダカの凄惨な死はカピラヴァストゥに幸運をもたらしたダイバダッタ 門出 コーサラのデーパ タバス=苦行 奇妙な道づれアッサジ ナラダッタ 強いものが勝ちよわいものが滅びる… トリカブト 庭師 船乗りシンドバッド 絵コンテを電光石火にスラスラ描く 述懐 自負と共に謙虚な方であった プロメテウスが火を盗んで 甚だ大切な行為 苦行のところのみ冗長で ヘッセに「シッダルタ」という中篇がある 例えば女のエクスタシーに達した時の顔は、さながらお産の時の苦悶の表情にそっくりだなと… 合掌 北杜夫

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2014/03/09

ブッダが出家したが、一緒に修行する人と出会う。 そのほか色々な災いにあいながら修行をすすめる。 そんななか、ブッダが出た後バンダカが後継者となるが戦争で死んでしまう。 バンダカが死んだあとバンダカの子供は、再婚先の父親に邪険にされ家を出る。

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2014/01/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

おすすめ度:85点 解説:北杜夫氏 シッダルタは剃髪し、ついに出家する。 バンダカは王の座を得て、たちまちのうちに死す。 シッダルタはデーパとともに苦行を始める。タッダ、ミゲーラとの再会。アッサジが奇妙な道づれとなる。 宿命の子供、その名前はダイバダッタ。あのバンダカの息子である。 第二部 第9章 旅立ちの朝 第10章 バンダカの死 第三部 第1章 苦行 第2章 弱肉強食 第3章 老婆と浮浪児

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2013/07/07

シッダルタ シャカ族の王子 バンダカ コーリヤ国の勇士 デーパ 自分の目を焼いた僧侶 タッタ ミゲーラ ダイバダッタ バンダカの息子 狼少年 ナラダッタ 人間を捨てて畜生道を生きるバラモン

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2012/10/13

3巻途中から登場していたナラダッタのことをようやく思い出すw バンダカもあっさり死にすぎやな。 などとツッコミを入れつつ、人のつながりの因果を途切れさせないようなストーリー展開にぐいぐい惹きこまれながらの読了。

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2012/10/10

第4巻の前半はブッダの出家。後半はダイバダッタが登場する。王子の生活を捨て、苦行に疑問を持つブッダ。シャカ族の血を引きながら、運命に翻弄されるダイバダッタ。

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2009/10/04

『ブッダ』。3000ページにも及ぶ、ブッダの一生を描いた長編。仏教に対する手塚治虫流の解釈が散りばめられ、「苦悩するひとりの弱い人間」としてのブッダが鮮やかに、かつ大胆に描かれています。仏教やブッダに対する思想入門書としても最適でしょう。僕にとっては、本書は人生訓としても成り立っ...

『ブッダ』。3000ページにも及ぶ、ブッダの一生を描いた長編。仏教に対する手塚治虫流の解釈が散りばめられ、「苦悩するひとりの弱い人間」としてのブッダが鮮やかに、かつ大胆に描かれています。仏教やブッダに対する思想入門書としても最適でしょう。僕にとっては、本書は人生訓としても成り立っています。 「いつも次のことを考えなさい。いま自分は何をしているか、自分のしていることは自分にとって大事なことなのか、人にとって大事なことなのか、そして大勢の人にとって大事なことなのか!国じゅうの人にとって大事なことなのか、世界の人にとって大事なことなのか、この自然にとって、あらゆる生きものにとって大事なことなのかよく考えなさい」(第4部でのブッダの台詞)を、僕は特によく思い出します。

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