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ブッダ(愛蔵版)(8) の商品レビュー

4.7

9件のお客様レビュー

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2024/09/03

サーリプッタマジ使者…とか、ナラダッタ…あんたいつの間にそんな…とか、ダイバダッタは最期までダイバダッタだったよ…とか、肌に蜜塗りたくって飢えた罪人に面会に行く妻…凄い…とか。 数え上げればまだまだきりがないブッダ。 ついに最終巻でした。 人の心に神は宿る… 大いなる悟り… 生...

サーリプッタマジ使者…とか、ナラダッタ…あんたいつの間にそんな…とか、ダイバダッタは最期までダイバダッタだったよ…とか、肌に蜜塗りたくって飢えた罪人に面会に行く妻…凄い…とか。 数え上げればまだまだきりがないブッダ。 ついに最終巻でした。 人の心に神は宿る… 大いなる悟り… 生きものはみな平等… 生きていく中で、実感していきたいですね

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2024/07/18

ついに最終巻。 絵も物語もとにかく読み応えがすごい! 手塚ブッダは、生まれながらの聖人というよりも、非常に人間臭い。まわりの人間含む生き物達に影響されて迷っては悟りを繰り返し苦悩する様は、見ている側も緊張の連続。 かわいらしくも憂いを帯びた王子様から、鬱屈とした美しい青年期を経...

ついに最終巻。 絵も物語もとにかく読み応えがすごい! 手塚ブッダは、生まれながらの聖人というよりも、非常に人間臭い。まわりの人間含む生き物達に影響されて迷っては悟りを繰り返し苦悩する様は、見ている側も緊張の連続。 かわいらしくも憂いを帯びた王子様から、鬱屈とした美しい青年期を経て、最終的に仏像そっくりのブッダ(悟ったひと)へと成長していく過程は見もの。 なんだか私の知っている仏教とは違うと感じるのは、私が教えを正しく理解していないだけなのかな?と真面目に仏教を知りたくなった。

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2024/03/13

本当は「火の鳥」を読んでみたかったけど、近所の図書館にはなかったので置いてあったこの「ブッタ」を読んで見た。小説の休憩がてら読んでいってついに読了。大変おもろかった。でもやっぱりしょっぱなの親子がやりで串刺しになってこれでずっと一緒だねっていうのが結構ガツンときました。

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2017/08/16

最後まで一気に読みたくなって、ラストの4巻をまとめて借りてきた。重かった。そして読み疲れた…。 単行本では省かれたシーンがあるんだって。悪魔とブッダが闘うシーン。荒野の誘惑みたいなシーンだったのかな? 冒頭に載っている地図を見るだけでもわかるけど、ブッダが入滅した時点ではまだ、...

最後まで一気に読みたくなって、ラストの4巻をまとめて借りてきた。重かった。そして読み疲れた…。 単行本では省かれたシーンがあるんだって。悪魔とブッダが闘うシーン。荒野の誘惑みたいなシーンだったのかな? 冒頭に載っている地図を見るだけでもわかるけど、ブッダが入滅した時点ではまだ、インドの一地方の民俗宗教でしかないんだよね。このあと、世界に広めるため、というかお金持ちのパトロンが欲しい仏教徒達が大乗仏教を発明して、それから世界宗教にまで成長するんじゃなかったっけ。あれっていつごろだ? 第六部 続き 第八章 ダイバダッタの陰謀 アジャセは四年間も塔に閉じこめられていたの。ということは、恋してた頃は15歳じゃなくて13歳だったか。 この頃スター・ウォーズが流行ってたのかな。手塚治虫らしい。 第九章 ナラダッタ まだ許されてなかったんだ。もうとっくに許されてるけど、好きこのんでこの生活を続けているのかと思っていた。 生き物らしく生きて死ぬことと、人間らしさは両立できないの?人間だって生き物なのに。 第十章 祇園精舎 ルリ王子の息子、ジェータ王子登場。バンダカみたいな白目の、意志の強そうな子だ。その強い意志を曲げさせる富豪とのやりとりがコミカルで楽しい。 いつか死ぬとわかっていることを怖がるのは時間の無駄。確かにね、でもね…。それでも死ぬのは怖い。自分を捨てたくない。 第十一章 陥穽 陥穽 かんせい 落とし穴 策略 罠 重い心を抱えつつもシャカ族を滅ぼしに向かうルリ王子と、コーサカ国へ向かうブッダが再会する。 帰国してすぐに、王が王座をその辺のレスラーに明け渡すつもりだと知ったルリ王子は、父王を拘束する。 兵達も医者達もあっさりルリ王子に従った所を見ると、父王はだいぶ前から見放されていたんだろうな。 この漫画にはたくさんの家族が出てきたけれど、親子仲に何の屈託もなく仲良しで、しかも最後までどっちも死なないのは、ルリ王子とジェータ王子だけじゃないか? 第十二章 シャカ族の滅亡 タッタを含むシャカ族の一部の人達がコーサカに戦争を仕掛けた。平和を望むシャカ族達は、国を追われてコーサカへやってきた。その中にはブッダの両親と后もいた。 ブッダは彼等をそれでも王族かとなじって追い返そうとする。お前…お前が言うことか…。 第七部 第一章 悲報 ボロぞうきんのようなコーサカ前王の死に様が悲しい。 人間は行動を変えない限り変われない。 第二章 ダイバダッタ マガダ国へ戻ったブッダだったが、教団はすっかりダイバダッタに乗っ取られていた。 これが二十年後の恐ろしい災難か。でも自滅してあっさり終わってしまった。 第三章 アジャセ王の微笑 ビンビサーラ前王は41歳か。恐ろしいほど老け込んでいる。 ここではじめに戻るのか。 第四章 旅の終わり これ、本当に少年誌で連載してたの?1972年から1983年までだって。すさまじいな。火の鳥のスピンオフ漫画なの?そっちも読んでみたいな。もうすこし時間をおいてから…。

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2016/06/21

8巻全巻を読破。ブッダの教えは、素晴らしい。現在も世界中でその教えが絶えることなく、広がっている。。

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2013/02/10

全8巻読了。壮大な物語でした。登場人物が剃髪して見た目も変わるので誰が誰だか見失ったりもしましたが、ブッダさん(シッダルタ)の心の広さや教えを広めようとする熱意は十分に分かりました。今後は教えの内容を別の本から学んでいきたいです。

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2010/02/06

祇園精舎。ナラダッタ再び!スダッタ長者とジェータ王子のエピソードはいいね。そして終焉へ。 最後の著者によるあとがきでやっと分かったけれど、この長い物語の多くの登場人物は物語を盛り上げるための創作上の人物だったようです。仏典かにも記述のある登場人物においてもそのキャラクターは敢...

祇園精舎。ナラダッタ再び!スダッタ長者とジェータ王子のエピソードはいいね。そして終焉へ。 最後の著者によるあとがきでやっと分かったけれど、この長い物語の多くの登場人物は物語を盛り上げるための創作上の人物だったようです。仏典かにも記述のある登場人物においてもそのキャラクターは敢えて改変が加えられているようです。それゆえ、このブッタという作品はあくまで手塚思想を表現したもので、本来の仏教の教えとは異なるのかもしれない。 でも、エンターテインメント性を加えられたこの作品に触れる事で少し仏教の世界を知れた気がする。また、”生と死”を考えさせられ、この世界を構成するものについて考えるヒントをもらえたと思う。 テーマが壮大すぎるお話であるのに、ぐいぐい引き込まれるのは本当に手塚治虫ってすごいストーリーテラーだ。

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2010/01/28

2009年12月読了。図書館で借りた本。図書館で借りると、なんだか慌ただしくて、もったいない感じでした。そのうちにブックオフででもみつけて買って読み直すかも。 さて、このマンガそのものも、ブッダの生涯もずっと気になってたし、読んでみたかったので、とても面白く読めました。さすが手塚...

2009年12月読了。図書館で借りた本。図書館で借りると、なんだか慌ただしくて、もったいない感じでした。そのうちにブックオフででもみつけて買って読み直すかも。 さて、このマンガそのものも、ブッダの生涯もずっと気になってたし、読んでみたかったので、とても面白く読めました。さすが手塚大先生。 ですが、手塚大先生すぎて、話がところどころ創作で、それが面白いのだけど、どれがホントなのかわからないところが「ブッダの生涯」を読もうと思う部分にはちょっとひっかかりました。もちろん、ホンキでブッダの生涯を知ろうと思うなら他の本などを読む手があるので問題ないのですが(笑)

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2009/10/04

『ブッダ』。3000ページにも及ぶ、ブッダの一生を描いた長編。仏教に対する手塚治虫流の解釈が散りばめられ、「苦悩するひとりの弱い人間」としてのブッダが鮮やかに、かつ大胆に描かれています。仏教やブッダに対する思想入門書としても最適でしょう。僕にとっては、本書は人生訓としても成り立っ...

『ブッダ』。3000ページにも及ぶ、ブッダの一生を描いた長編。仏教に対する手塚治虫流の解釈が散りばめられ、「苦悩するひとりの弱い人間」としてのブッダが鮮やかに、かつ大胆に描かれています。仏教やブッダに対する思想入門書としても最適でしょう。僕にとっては、本書は人生訓としても成り立っています。 「いつも次のことを考えなさい。いま自分は何をしているか、自分のしていることは自分にとって大事なことなのか、人にとって大事なことなのか、そして大勢の人にとって大事なことなのか!国じゅうの人にとって大事なことなのか、世界の人にとって大事なことなのか、この自然にとって、あらゆる生きものにとって大事なことなのかよく考えなさい」(第4部でのブッダの台詞)を、僕は特によく思い出します。

Posted byブクログ