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魔女(2) の商品レビュー

4.6

19件のお客様レビュー

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2009/10/07

世界観がすごすぎる作品集第2巻。壮大な世界観と荘厳な情景描写が美しい。自分の語彙では「ものすごい」としか表現できない…。続刊を期待せざるを得ない、素晴らしい作品。

Posted byブクログ

2011/03/07

第1集と同じくとても怖い展開ながら、とっても納得のいくストーリー。 第2集は主人公の年齢が低めで少女達がかわいい。 そして、見開き絵などはイメージの渦です!きもちいい。

Posted byブクログ

2009/10/07

2巻目は、1巻目に比べるとちょっと長い話が入っています。 ながくなると、わけわからなくなるかなぁと思っていましたが、雰囲気そのまま、きれいにまとまっていました。 現実とあちら側が、境界線なくまじりあった不思議な感じは、おもしろいです。 これから、追いかけてみたいマンガ家です。...

2巻目は、1巻目に比べるとちょっと長い話が入っています。 ながくなると、わけわからなくなるかなぁと思っていましたが、雰囲気そのまま、きれいにまとまっていました。 現実とあちら側が、境界線なくまじりあった不思議な感じは、おもしろいです。 これから、追いかけてみたいマンガ家です。 これって、「COMIC IS DEAD」の収穫です。

Posted byブクログ

2009/10/04

私が尊敬している五十嵐さんの短編集です。(1.2巻完結) 作者独特のタッチが空気をも表現していて、とにかく圧倒されます。 ・・・でも好き嫌いはあると思います。あはは。

Posted byブクログ

2009/10/04

今の時代のカウンターとして成立するものは何か。ニュートン力学以降の科学合理主義の先端たる現代社会に対するカウンターとして対置するものは何か。五十嵐大介は科学合理主義を光と喩える。キリスト教の神を光と、言語を光と、ロケットを光と、欺瞞を光と、社会を光と喩える。そして闇を対置させる。...

今の時代のカウンターとして成立するものは何か。ニュートン力学以降の科学合理主義の先端たる現代社会に対するカウンターとして対置するものは何か。五十嵐大介は科学合理主義を光と喩える。キリスト教の神を光と、言語を光と、ロケットを光と、欺瞞を光と、社会を光と喩える。そして闇を対置させる。有限より無限を、キリスト教より異教を、真実より秘密を、男より女を。 東洋と西洋が交わるところ、数千年の歴史の中で都市の地下に封じ込められた異教の神が、象徴の中に生き続け、捨てられた女の恨みを通じて現代の覚醒しようとする力。ジャングルの精霊のビジョンはパブロ・アマリンゴのドローイングの如くアヤワスカのビジョンが用いられる。世界の多重な細部まで描写しようとすることで伝えようとする、世界の持つ超自然的な力。自然の持つ本来の姿に気づけたものだけが持ちえる生命力。人間の本来性に光りを当てれば、こちらの方が本来の姿だと、このこの作品は主張する。しかしこれは現代ではすでにオカルティズムの領域に属するのだろう。人間の闇に光を当てる事で、ギリギリの真理に辿り着こうという試み。かつて魔女の弟子であった神父が、転向した理由について説明して言う科白、「神は・・・確かに存在するからです。」。 光は無限に生成され、文明は世界中を覆い尽くし、果てしない未来へ向か行く中で、闇の中から未だ生まれ得ぬものを待ちわびながら、光の中へ踊り出たいと思っている魂。そしてその先に世界と一体となる事で超克するまでをこの作品では伝えようとする。 インターネットによって巨大な闇が文明にも生まれたこの現代で、この漫画は科学主義とオカルティズムの天秤を、オカルティズム側に傾けようとしているのだ。

Posted byブクログ

2009/10/04

一巻に画像が付いてなかったので(なんでだ!)二巻にした。 魔女に纏わるお話ばかりを、いくつかまとめた短編集。すさまじく面白い。これ以前の作品、『はなしっぱなし』などでも、作者の切れるような感性は発揮されていたのだが、加えて今回はストーリーテリングに力が注がれているため、読みごたえ...

一巻に画像が付いてなかったので(なんでだ!)二巻にした。 魔女に纏わるお話ばかりを、いくつかまとめた短編集。すさまじく面白い。これ以前の作品、『はなしっぱなし』などでも、作者の切れるような感性は発揮されていたのだが、加えて今回はストーリーテリングに力が注がれているため、読みごたえも増し、なにより万人にお勧めしやすくなった。てことで、まあ読め!

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2009/10/04

五十嵐さんの画力がメキメキと上がりまくって、テーマも、ついに日本から飛び越えた「魔女」。 脳みそを拝見したくなる漫画家ですね。

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2009/10/04

全身の細胞に語りかけられているようなお話です。「じぶん自身のからだで、世界を確かめること」...私にはできるでしょうか。目が曇っている私に。

Posted byブクログ

2009/10/04

・「ねえ、ミラ。どうして本を読んではいけないの?」アリシア   ・「あんたには経験が足りないからよ。“体験”と“言葉”は同じ量づつないと、心のバランスがとれないのよ。」ミラ

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