殷周伝説(5) の商品レビュー
「殷周伝説」5巻。蠆盆。酒池肉林。比干諫死。太公望出奔。伯邑考処刑。姫昌脱出。 やはり、馬氏が一般人でいい。読者目線というか、当時の普通の人間の感覚でいいですね。まさか彼女に共感するとは。 息子の肉を食べさせられる姫昌。やることが古今東西の残虐エピソードの詰め合わせの妲己です...
「殷周伝説」5巻。蠆盆。酒池肉林。比干諫死。太公望出奔。伯邑考処刑。姫昌脱出。 やはり、馬氏が一般人でいい。読者目線というか、当時の普通の人間の感覚でいいですね。まさか彼女に共感するとは。 息子の肉を食べさせられる姫昌。やることが古今東西の残虐エピソードの詰め合わせの妲己です。まあ「史記」に炮烙があるので、歴史上最初期の残酷人間なのかもしれない。どの時代も、権力による暴力の行き着く先は同じなのかもしれないねぇ。 商容に続いて比干も自ら死を選ぶ。どんどん人材が失われてゆく殷。滅亡まで止まらない。
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蟇盆(たいぼん)の刑(多くの毒虫や毒蛇を入れた穴の中へ女を投げ入れて苦しみ死なせる) どこの男塾だよ!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
妲己にあてられた紂王の暴政はとどまるところを知らず、今度は妲己に言われるがまま、姜皇后の侍女だった者達を「タイ盆の刑」に処す。さらに諌めに来た比干は諫言を聞き入れられないと見るや、自らタイ盆の穴に入り、呂尚は朝歌から逃げ出すのであった。 かくして、数年の歳月が流れ、いよいよ幽閉されていた西伯候姫昌もその罪をとかれようというなか、西岐から姫昌の息子・伯邑考が父の赦免を求めてやってきた…。 残酷し放題の紂王が引き続き見れる巻です。すげえなこの人。。。
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仙人たちのバトルロイヤルですが、作者の横山光輝がもはや仙人のようです。 色気が足らん。といっても、しかたないか……。仙人だから。
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