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サイボーグ009(秋田文庫版)(12) の商品レビュー

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2017/01/23
  • ネタバレ

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ネタバレ 1995年刊。初出年不明。移民編(未来からの探訪者)、真空戦争編(月での戦い)、愛の氷河編(ジェット悲恋物語)。解説は漫画家いがらしゆみこ。前二編の作風が戦いに重きを置き、対象年齢を下げたようにも思える。一方、愛の氷河編は、決して結ばれぬ、しかも、永遠に生き続けられるマシーンの悲哀と死を目の前にした人間の悲哀という、決して判り合えない苦悩を合わせ鏡のように描写する秀作。この幅の広さが009の魅力。PS.未来人がジョーとフランソワーズの子孫とは、これ如何。彼ら(特にジョー)は子供を作れるのか?。とは野暮か。

Posted byブクログ