サイボーグ009(秋田文庫版)(5) の商品レビュー
大長編となる009シリーズの誕生編。 そのプロローグは核戦争間近の現実から流れるように009の舞台に繋がる。当時としては驚くほどのリアリティを与えたのだろう。サイボーグたちが作られた理由も、現実の問題に直結している。 他にも、世界のあらゆる人種、国籍の者を寄せ集めて作られたゼ...
大長編となる009シリーズの誕生編。 そのプロローグは核戦争間近の現実から流れるように009の舞台に繋がる。当時としては驚くほどのリアリティを与えたのだろう。サイボーグたちが作られた理由も、現実の問題に直結している。 他にも、世界のあらゆる人種、国籍の者を寄せ集めて作られたゼロゼロナンバーサイボーグたち。その中で唯一、アメリカと日本のハーフである島村ジョー。 こんな感じで、後々重要になるであろうモチーフや世界観が既に出来上がっている。 にもかかわらず、中身はアクションに次ぐアクションというのが面白い。
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初出年不明。ようやく、というか、なぜここでとの疑問を孕みつつも、第一期シリーズの作品へ。各主要登場人物の性格、能力を描きつつ、敵役ブラックゴースト(BG)の闇の一端を見せるのはプロローグに相応しく、また群像劇のお手本となったのも頷ける。爆発描写や格闘描写は、流石に手塚治虫の影響を感じなくは無いが、陰を持つヒーロー像は著者の面目躍如の感。物語としては始まったばかり…。PS.解説にもあるが、石森章太郎作詞の高橋良輔監督版「サイボーグ009」のOPは世界観と登場人物の立ち位置を絶妙に表現するもので秀逸。
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サイボーグ戦士達が、敵に対して核攻撃をしかけています。 凄い。 まあ、サイボーグという考え方そのものが凄いし、そのサイボーグ戦士の能力でも、加速装置というのはとイワン・ウィスキーの超能力というのは、普通、思いつかない。 イワンが赤ちゃんというのも凄い。超天才、超能力というのは、し...
サイボーグ戦士達が、敵に対して核攻撃をしかけています。 凄い。 まあ、サイボーグという考え方そのものが凄いし、そのサイボーグ戦士の能力でも、加速装置というのはとイワン・ウィスキーの超能力というのは、普通、思いつかない。 イワンが赤ちゃんというのも凄い。超天才、超能力というのは、しかし本当にサイボーグ能力なんだろうか? そして、少年院から脱走した少年が主人公。 敵は、武器商人。 この人のアイデアは、本当に未来から来たとしかいいようがない。
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『死の商人』 『サイボーグ研究所』 『黒い狩人』 『00ナンバーはモルモット』 『009誕生』 『叛乱』 『10000対10の戦斗』 『脱出・そしてふたたび』 『暗殺者たち』
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なぜこの「誕生編」を1巻に持ってこないのかと小一時間…。 002の初登場シーンに吹いてしまった(笑)
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