王都妖奇譚(文庫版)(1) の商品レビュー

岩崎陽子(著者)

2010/09/12

陰陽師安倍晴明を主役にした伝奇ファンタジー。
とにかく強い晴明様と、猪突猛進な将之の掛け合いがナイス。

2009/10/04

　陰陽師・安倍晴明。　魑魅魍魎跋扈する平安の都で日々あやかしと戦っている。　安倍晴明を扱った書籍は数多くあるが、ここまでコミカルに描いた作品も殆ど無いだろう。　良い味出してるのは猪突猛進の将之。　陰陽師が嫌いと言い張り、まじないについても疎い彼だが、彼のお陰で陰陽師を判りやすく、かつ明るく作り上げたといっても過言ではない。　…いや、ンなコト言ってますが、この作者さんドタバタコメディ好きなんですよ元から（笑）

2009/10/07

岡野さんと夢枕さんの「清明様」が有名だが、それよりも先に清明を描いた作品。

自分の予知した未来が回避できず己を蔑む清明と、「このまま行けば必ず死ぬ」と予知されたにも関わらずそれを覆してみせ「陰陽師なんぞ嫌いだ」と言いつつ。親友になっていく雅之の出会いを描いた1冊目。
少女漫画だが、男性陣でも違和感無く読める絵柄だと思う。

2009/10/04

「陰陽師」以前から描かれていた安倍晴明もの。美形です。とにかく、ビジュアルが美しい。蘆屋道満を下敷きにしたらしき敵役も美形（笑）。ストーリーは、さすがというか、面白いです。正直、国民的コミックスのほうより、こっちが好きだ・・・。

2009/10/04

元祖・「かっこいい安倍晴明さま」。1990年初出の漫画の、こちらは文庫版（2001年初版）。晴明ブームのさきがけとなった作品である。容姿端麗の晴明の傍らに、藤原家御曹司である猪突猛進型の藤原将之を親友に置き、絶妙のコンビを作り上げている。短編６作品を収録しているが、特に最後の章、晴明の「あなたの申し出は砂漠で乾いた旅人に財宝を見せびらかすようなものだ」という台詞が心に残る。

2009/10/04

陰陽師安部清明が主人公のお話
妖怪が蔓延していた平安時代を舞台に繰り広げられる、妖怪たちとの戦いと、復讐に翻弄されてしまった兄弟子との戦い。

2009/10/04

作者には申し訳ないが、本当にこれ友情で済ませていいんだろうかと、主人公コンビを疑ってしまった。
完璧人間でない迷いだらけの阿部晴明とその兄弟子との対立が主軸。しかしこの二人もなんだかな……。

2009/10/04

文庫全７巻。全部持ってます。CDドラマを聴くために、先に原作を読みました。そして、見事にハマりました。岩崎先生、好き。

2009/10/04

新撰組マンガでもおなじみの岩崎陽子・陰陽師晴明もの。源将之とともに京に闊歩する悪霊と戦い、悪の道へと走った兄弟子・橘影連と術を交わす。一回将之が死んだような気がするのは気の所為ですかどうですか…。