ファウスト 手塚治虫初期傑作集(3) の商品レビュー
前日の「まんがで読破 ファウスト」に続いて、今日もマンガ。 いい年した大人が堂々とマンガを読むの恥ずかしいけど、こんな超大作、私のレベルではいきなりガッツリとは読めないから仕方ない。 === 「まんがで読破」と「手塚治虫」の両方に共通してる描写がいくつかあったから、それらは多分、...
前日の「まんがで読破 ファウスト」に続いて、今日もマンガ。 いい年した大人が堂々とマンガを読むの恥ずかしいけど、こんな超大作、私のレベルではいきなりガッツリとは読めないから仕方ない。 === 「まんがで読破」と「手塚治虫」の両方に共通してる描写がいくつかあったから、それらは多分、ゲーテの「本物」でも描かれている大事なシーンなんだろうな、と予想がつきますよね。 それから、物語の終盤、悪魔が地獄の入口を開いて主人公のファウストが「こんなところに地獄の入口があったのか」と言うシーンがあるんだけど、「地獄の入口なんて、どこにだってあるんだよ」「人間が悪いことをすると、そこが地獄の入口になるんだよ」と悪魔に言わせるあたりは、手塚治虫らしいなと思った。 === これ1冊でファウストをわかったつもりになったらダメだけど、ホップ・ステップ・ジャンプの「ホップ」としては、(いい年した大人にも)とてもいいと思います。
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リボンの騎士の後書きでファウストが気になったので借りてきた。思ったよりも短かったけど、ファウストをうまく作り直している。 来るべき世界は、SF風どたばたナンセンス冒険活劇…みたいな。展開があっちこっちに飛びまくって訳がわからない。 ヒゲオヤジやロックなど、おなじみのキャラクター...
リボンの騎士の後書きでファウストが気になったので借りてきた。思ったよりも短かったけど、ファウストをうまく作り直している。 来るべき世界は、SF風どたばたナンセンス冒険活劇…みたいな。展開があっちこっちに飛びまくって訳がわからない。 ヒゲオヤジやロックなど、おなじみのキャラクター達が主要キャラとして生き生きと飛び回っている。まあ、あんまりおもしろくなくって途中でやめたけど。 次はせっかくなので初期傑作集を読む?奥付で紹介されていた陽だまりの木も読みたい。いやその前に、ネオ・ファウストかな。
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『百物語』、『ネオ・ファウスト』とともに「手塚治虫ファウスト作品3部作」を成す作品です。手塚治虫21歳のときに描かれたもの(1950年の作品)で、その若さと完成度とのギャップが怖すぎます。原作の大胆な簡略化と読者を楽します仕掛けは、発表から60年近くたった今もまったく色あせていま...
『百物語』、『ネオ・ファウスト』とともに「手塚治虫ファウスト作品3部作」を成す作品です。手塚治虫21歳のときに描かれたもの(1950年の作品)で、その若さと完成度とのギャップが怖すぎます。原作の大胆な簡略化と読者を楽します仕掛けは、発表から60年近くたった今もまったく色あせていません。
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