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銀河鉄道999(愛蔵版)(9) の商品レビュー

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2017/01/06
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ネタバレ ●メーテルの旅/メーテルの過去回はこれまで仄めかされていたが、今回で明瞭に。鉄郎もその一人であったことが色濃く出されている。●石の花/なかなか奥深い。コンピューター社会の揶揄のようだが、それに止まらない何かを感じる。再読してみたい。●サルガッソーの底なし沼/囚らわれ人の悲劇を幻想的に。●震動駅/伏線回。しかし、回収できたのだろうか…。●たくさん星の大酋長/●砂の海のロンメル/母の愛を、声だけで姿を見せない手法で描述。999らしく、好きな作品。●絶対機械化圏/魂を売ってしまうとは。そしてメーテルの正体は? ●マグネット駅の一族/機械化帝国の実相を徐々に仄めかしている。人間と機械化人間の共生の難しさを、人間には無害・有益な磁石・磁力の存在をベースとして描く。

Posted byブクログ

2009/12/09

999に限らず、松本零士作品は漫画であると同時に詩です。それを僕はよく思います。999のテーマは人間の限りある命の美しさ。鉄郎の逞しさとメーテルの優しさに憧れて、そして独特の世界観やひとつひとつの物語の儚さが好きで、僕は中学時代かなり熱中して999を読んだものです(当時、地元の図...

999に限らず、松本零士作品は漫画であると同時に詩です。それを僕はよく思います。999のテーマは人間の限りある命の美しさ。鉄郎の逞しさとメーテルの優しさに憧れて、そして独特の世界観やひとつひとつの物語の儚さが好きで、僕は中学時代かなり熱中して999を読んだものです(当時、地元の図書館が試験的に漫画を貸し出すようになって、そこで借りたのが999だったんですよね)。 「旅はまだ続く」という一文で終わった999が本当に連載を再会したときの驚きったらありゃしません。

Posted byブクログ