銀河鉄道999(愛蔵版)(7) の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ネタバレ ●大暗黒星雲アフリカ/女王が出奔した理由は明快だが、どうもコンセプトが読みづらい。マッドサイエンティストを揶揄したものとも捉えられるが…。●水の国のシャイアン/水棲人の住める星は少ない、とメーテルは言う。が、人間における地球とも捉えられよう。ラストの台詞の意味は重い。●喰命聖女/ややご都合主義が…。前後関係は忘れたが、「さよなら銀河鉄道999」の設定を借用?。伏線?●時間城の海賊/伏線回だったのだろうが、メーテルの長い旅・人生行路を暗示したに止まった。タイムスリップ物のエンタメとしてはまあまあ。
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999に限らず、松本零士作品は漫画であると同時に詩です。それを僕はよく思います。999のテーマは人間の限りある命の美しさ。鉄郎の逞しさとメーテルの優しさに憧れて、そして独特の世界観やひとつひとつの物語の儚さが好きで、僕は中学時代かなり熱中して999を読んだものです(当時、地元の図...
999に限らず、松本零士作品は漫画であると同時に詩です。それを僕はよく思います。999のテーマは人間の限りある命の美しさ。鉄郎の逞しさとメーテルの優しさに憧れて、そして独特の世界観やひとつひとつの物語の儚さが好きで、僕は中学時代かなり熱中して999を読んだものです(当時、地元の図書館が試験的に漫画を貸し出すようになって、そこで借りたのが999だったんですよね)。 「旅はまだ続く」という一文で終わった999が本当に連載を再会したときの驚きったらありゃしません。
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