高橋留美子劇場(1) の商品レビュー
基本的に高橋留美子作品は全部好き。 短編集は初めてだが、凄くほっこり。 Pの悲劇 ペット禁止の団地で、ペンギンを預かることになってしまった一家の話。規則を守る事に全てを注ぐ隣人。どっちの気持ちもわかる。ペンギン可愛すぎ 浪漫の商人 不幸、というより薄幸の女性を描くのが得意よね...
基本的に高橋留美子作品は全部好き。 短編集は初めてだが、凄くほっこり。 Pの悲劇 ペット禁止の団地で、ペンギンを預かることになってしまった一家の話。規則を守る事に全てを注ぐ隣人。どっちの気持ちもわかる。ペンギン可愛すぎ 浪漫の商人 不幸、というより薄幸の女性を描くのが得意よねー。オチも含めて良い人情話 ポイの家 上司夫婦のコレクションを預かる事になる家族の話。夫のコレクション、妻にはゴミ。これはあるあるなんだよねー。令和でも変わらない 鉢の中 めずらしくちょっと暗めの話。外から見ただけではわからないよねー。人の家庭なんて。 百年の恋 ちょっと、ファンタジー。勘違いラブストーリーも瑠美子先生のお家芸 Lサイズの幸福 座敷童が幸せの邪魔をする?嫁が可愛い。ほのぼのー。
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ご近所,元夫,嫁・姑など様々に複雑な人間関係を,高橋留美子ならではのコメディタッチで描かれている。一部,持ち前の怪しさもあって,楽しめました。
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"「どおいうことだよっ!!おれは聞いてねーぞ閉館なんて。」 「知ってのとおり父の代から赤字続きで。 この建物も抵当にはいってんのよ。 それで別当くんの退職金…」 「おれは金なんかなあ!」 「ごめんね。用意できてないの。」 「…………」"[p.43_浪漫の商人]...
"「どおいうことだよっ!!おれは聞いてねーぞ閉館なんて。」 「知ってのとおり父の代から赤字続きで。 この建物も抵当にはいってんのよ。 それで別当くんの退職金…」 「おれは金なんかなあ!」 「ごめんね。用意できてないの。」 「…………」"[p.43_浪漫の商人] 「Pの悲劇」 「浪漫の商人」 「ポイの家」 「鉢の中」 「百年の恋」 「Lサイズの幸福」
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1987年から93年にビッグコミックオリジナルに掲載された高橋留美子の作品集。 日常の中にあるちょっぴり異常な瞬間を切り出した作品から、少しだけシリアスな内容を独特のタッチで描く。 高橋留美子の独特のセンスで描かれる何気ない日常を異空間にしてしまう。本当に魅力的な作品たちだ。「P...
1987年から93年にビッグコミックオリジナルに掲載された高橋留美子の作品集。 日常の中にあるちょっぴり異常な瞬間を切り出した作品から、少しだけシリアスな内容を独特のタッチで描く。 高橋留美子の独特のセンスで描かれる何気ない日常を異空間にしてしまう。本当に魅力的な作品たちだ。「Pの悲劇」や「ポイの家」、「Lサイズの幸福」は特に面白い。 「めぞん一刻」好きにはオススメです。
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20150423読了 ひさびさ高橋留美子。大人向け。息の長い漫画家さんだよなー。さすがおもしろい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
どの話もハズレないなー。 若者じゃなく中年、特におっさんが主人公の話は良かった。 2、3巻の『茶の間のラブソング』『おやじローティーン』『ヘルプ』『赤い花束』『パーマネント・ラブ』が好き。
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高橋留美子は短編集か10巻以内で完結のマンガでめっちゃ力を発揮するマンガ家。 もういっそのこと青年向けにシフトしていったらいいと思う。ファンも若い子より取り込みやすそうだし。
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チャチャッと読めるが、結構味わい深かった。キャラが立っているし、サゲもある。何より、線が、見やすいのだ。第2者と3者ぼそぼそ言う、高橋留美子のギャグ感覚は肌が合う。
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サブタイトル「Pの悲劇」。 私は、短編集こそ高橋留美子をお薦めしたい。高橋留美子は、悲喜こもごもといった人間独特の感情を最も的確に表現できる作家だ。特に、こちらの短編集に収録されている「鉢の中」は秀逸。
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