風の谷のナウシカ(ワイド版)(3) の商品レビュー
言ってみれば膠着の巻だが。 ナウシカの気高さに、ドルクも、トルメキアも、カイも、身を捧げんと欲する。 ここで森の人というものが。
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僧生の犠牲により生き残ったユパ・アスベル・ケチャは辛くも逃げるが、直後に敵艦に見つかり撃墜・遭難してしまう。一方のナウシカはトルメキア連合軍と土鬼の本格的な戦闘に巻き込まれ次々に人の死を目の当たりにするが、その中で徐々に広がる瘴気と腐森に大地の不安を感じていた・・・。弱っていくナ...
僧生の犠牲により生き残ったユパ・アスベル・ケチャは辛くも逃げるが、直後に敵艦に見つかり撃墜・遭難してしまう。一方のナウシカはトルメキア連合軍と土鬼の本格的な戦闘に巻き込まれ次々に人の死を目の当たりにするが、その中で徐々に広がる瘴気と腐森に大地の不安を感じていた・・・。弱っていくナウシカ。そんな彼女の精神に黒い影が迫る! 本格的にナウシカが残酷な戦争シーンが多いことを感じ始める巻。腐森や王蟲を操る相手の正体がわかり始め、ストーリーはさらに加速する。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この辺りから、映画では全く触れられていないゾーン。 ナウシカが積極的に戦場に出るとは、思っておらず。 『母性』がそこかしこに描かれている。 気づいたら、ナウシカの信奉者になっている人々。 カイのくだりは、泣きそうになりました。。
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ナウシカが戦場に。クシャナ殿下とナウシカの戦友のような不思議な関係がいい感じ。ナウシカのこととなると思わず走り出してしまうクロトワの正直さが微笑ましく?もあったり。森の人、最初の登場時の見かけは気持ち悪かったけど中身は綺麗な人だった。だけど蟲の卵を飲むのはいやだ。美味しいの? 最...
ナウシカが戦場に。クシャナ殿下とナウシカの戦友のような不思議な関係がいい感じ。ナウシカのこととなると思わず走り出してしまうクロトワの正直さが微笑ましく?もあったり。森の人、最初の登場時の見かけは気持ち悪かったけど中身は綺麗な人だった。だけど蟲の卵を飲むのはいやだ。美味しいの? 最期までナウシカを守るため走ったカイに泣かされる。
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戦争に巻き込まれる、という点ではナウシカも蟲(自然環境のメタファー)も同じ。 人間に振り回されて、自分の意志を貫くことが難しくなってしまう。何が大儀かを見失わないようにすることで精一杯になってしまう。そして、得てして戦争に大儀なんかない。
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この辺で、バイオテクノロジーのすさまじさが描かれるわけであるが、この時代、既に馬は哺乳類でなくて鳥類になってゐるのであった。 この辺の設定は多分アニメ『時の支配者』(鳥と馬のあいのこの生き物が出る)とかから持って来たんだらう。が、後DNAをいろいろ調べると、馬と鳥は全然関係な...
この辺で、バイオテクノロジーのすさまじさが描かれるわけであるが、この時代、既に馬は哺乳類でなくて鳥類になってゐるのであった。 この辺の設定は多分アニメ『時の支配者』(鳥と馬のあいのこの生き物が出る)とかから持って来たんだらう。が、後DNAをいろいろ調べると、馬と鳥は全然関係ないのであるが、馬とコウモリは交尾して子供出来ないのが不思議なくらゐDNA情報がそっくり、といふ結果が出たさうで。 はうはう。
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クシャナ麾下の兵士さえもナウシカには一目置いている様が嬉しい。アニメの筋からは離れ、土鬼諸侯国とトルメキアの両軍の戦闘に巻き込まれたナウシカの葛藤が見て取れる。トリ馬カイの最期は悲しかった。本書の定価を見ると消費税3%時代のもの。残念ながらページのあちこちに黄ばみも出てしまってい...
クシャナ麾下の兵士さえもナウシカには一目置いている様が嬉しい。アニメの筋からは離れ、土鬼諸侯国とトルメキアの両軍の戦闘に巻き込まれたナウシカの葛藤が見て取れる。トリ馬カイの最期は悲しかった。本書の定価を見ると消費税3%時代のもの。残念ながらページのあちこちに黄ばみも出てしまっている。しかし宮崎監督独特のタッチで描きこまれた物語は色褪せない。
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1000年後の世界。ナウシカとクシャナはトルメキアの第三軍と合流しようとするがドルク軍に壊滅的打撃を受けていた。ナウシカはこのピンチを切り抜けようと奮闘する。ドルクの皇弟は何者なのか?この物語のテーマは「愛」かな。他人を愛するのはエネルギーがいるって最近よく思う。
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ナウシカ感動の第三話。 どこでも誰からも好かれるナウシカ。 戦わなくてすめばいいのに。 (月刊「アニメージュ」昭和58年5月-6月号、昭和59年8月-12月号掲載)
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ナウシカの原作3/7巻目。 クシャナ妃がカリスマ的なリーダーで、トルメキア軍第三軍の窮地を救う。トルメキアとドルクの戦争。ナウシカはトルメキア配下の諸族連合の族長として、ひとりクシャナ軍に参加、窮地を救う。その他ナウシカの不思議な力満載で面白い。これからクシャナとナウシカが戦争...
ナウシカの原作3/7巻目。 クシャナ妃がカリスマ的なリーダーで、トルメキア軍第三軍の窮地を救う。トルメキアとドルクの戦争。ナウシカはトルメキア配下の諸族連合の族長として、ひとりクシャナ軍に参加、窮地を救う。その他ナウシカの不思議な力満載で面白い。これからクシャナとナウシカが戦争と平和の対比の様に扱われるのだと思う。面白かった。
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