エースをねらえ!(中公文庫版)(9) の商品レビュー
病が再発し入院した宗方コーチは、アメリカ遠征へと出発するひろみたちの挨拶を受けたのち、ひっそりと息を引き取る。 その悲報を遠征先で知らされたお蝶夫人たちは、試合への影響を考え、日本へ帰国するまでひろみには隠すことにする…。 そのため、ひろみは波に乗った素晴らしいプレイで準優勝...
病が再発し入院した宗方コーチは、アメリカ遠征へと出発するひろみたちの挨拶を受けたのち、ひっそりと息を引き取る。 その悲報を遠征先で知らされたお蝶夫人たちは、試合への影響を考え、日本へ帰国するまでひろみには隠すことにする…。 そのため、ひろみは波に乗った素晴らしいプレイで準優勝する。 ――――― 「岡 エースをねらえ!」という言葉を絶筆に、宗方死す! マンガのタイトルであるこの言葉の持つ意味があまりに重く感じられる。 ひろみが帰国後に宗方コーチの日記を読んでいるシーンは震えた! 全日本チャンピオンのタイトルを1年おきにとりあい、ダブルスでは「世界に通用する黄金ペア」とまで言われた宗方の親友・桂大悟が登場! “打ち込むに値する選手にであった時 桂大悟は宗方仁のあとをうけてその選手を育成する” この約束をはたすために、コートをはなれて5年以上ものあいだ、仁は選手の発掘に生命を賭け、大悟は坊主になって己に生命がけの修行を課してきたという。 深い! 生きてゆくことの意味を問う、本当に深い作品だ。 「ワンポイントテニス・初級―ラケット選び」として、「重さの標準は、女子が約370g、男子が約373~400g」とあり、今よりも100g近く重いことに驚いた。
Posted by
職場の引き出しに1冊を除く全巻が入っている。(1冊は行方不明)借り物だが。。。 ドラマ版を見てから、借りたが、オーバーアクションが新鮮で、あっという間にはまった。お決まりの、目が真っ白になる衝撃をうけるシーンや、お蝶婦人の老け顔にもいつのまにか慣れてしまうから不思議だ。
Posted by
- 1