め組の大吾(文庫版)(1) の商品レビュー
くっそ、いまさら読んでみたが、熱すぎる! 都市開発のひずみという原因がしっかりしていて、主人公のご都合主義とは一概には言えないあたりが実にいい。 目頭が熱くなってきた。
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曽田正人は、どんなジャンルで物語を作っても、「天才」を持ったキャラクターを創造してしまう。 ダンサーや、レーサーのような職業であれば、「天才」というのがどんな天賦の才能を持った人物なのかイメージがしやすいけれど、それが消防士であった場合、果たしてどういう才能が必要になるのか。 ...
曽田正人は、どんなジャンルで物語を作っても、「天才」を持ったキャラクターを創造してしまう。 ダンサーや、レーサーのような職業であれば、「天才」というのがどんな天賦の才能を持った人物なのかイメージがしやすいけれど、それが消防士であった場合、果たしてどういう才能が必要になるのか。 そういうスタンスから描かれているので、英雄物語としての消防士の物語とはまったく視点が異なっている。命懸けで人命を救助するカッコいい面だけではなく、どちらかというと、主人公大吾の精神的な葛藤を軸にしているのが面白い。 消防署長の五味や、救助隊のエース神田など、主人公の周りにいるサブキャラクターがまた、いい存在感を持っている。全11巻(文庫版)の作品を通して読むと、きちんと組み上げられた、大きなビルドゥングスロマンになっているのがよくわかる。 長編連載としてシリーズ化してしまうと、途中からワンパターンになりがちだけれども、マンネリに陥ることなく、最後まで高いテンションを持続したまま、見事に幕を閉じたという意味でも、素晴らしい作品だと思う。
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主人公は消防士。持ち前の運や勘で多くの市民を救うことになる。 冷静に考えればありえないお話。もちろんそれはわかってはいる。 でも一度読み出すと止まらない漫画だ。
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幼い頃に巻き込まれた火災で消防士に助けられた朝比奈大吾は、自らも消防士になる事を目指し、見事採用試験に合格。神奈川県消防学校での研修を経て、地元の千国市消防局めだかヶ浜出張所に配属される。ところが大吾が配属されためだかヶ浜は、開発の初期段階で、住民の防災意識もあり、めったに火事が...
幼い頃に巻き込まれた火災で消防士に助けられた朝比奈大吾は、自らも消防士になる事を目指し、見事採用試験に合格。神奈川県消防学校での研修を経て、地元の千国市消防局めだかヶ浜出張所に配属される。ところが大吾が配属されためだかヶ浜は、開発の初期段階で、住民の防災意識もあり、めったに火事が起きず出動もほとんど無い平和な地域。それゆえに隊員たちの士気も低く、“めったに火事が起きない「め組」”や“めでたい「め組」”と揶揄される出張所だった。若く血気盛んな大吾は、その現状に我慢ができず、ストレスを溜める毎日を過ごすことになる。ところが、度重なる出動を経験することで、大吾は自らの所属するチームが、最高のプロフェッショナル・チームである事を思い知る。そして、出動を重ねていき大吾自身も災害の恐怖と闘いながら成長していく大吾を描いた漫画。
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かなり好きです。名探偵コ○ンなどの推理モノもそうなんですが主人公、おめーがいなけりゃこんなに事件起きないだろう・・・っていうくらい事故に出くわしてはなんとかしていく、そんな話です。
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まぁ ドラマにもなってたので 知ってる人も多いと思うが 新人消防士の物語 朝比奈大吾の判断力に騒然!!
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全20巻。大吾あついっ!読んだのは短大の時やケド授業中にもかかわらず教室中大泣き。 消防士とのコンパに明け暮れました。
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1日で一気読み!!!飽きる事なく、スラスラ読めるのに、その読んでる時はドキドキハラハラ!!!登場人物全員がかっこいい!!!
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消防士のマンガ。規則を守るか、命令違反で人を助けるのか。人命救助って簡単にいうけど極限の状態で人を助けることすごいことだよなー。
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