萩尾望都作品集Ⅱ 恐るべき子供たち(7) の商品レビュー

萩尾望都(著者)

2019/09/08

名作読み直し週間。
昔、小学館から出た著者の《第Ⅱ期作品集》より。

ジャン・コクトーの名作のコミカライズ。
これを読むと原作への理解が深まる。

身体の弱った母と暮らす姉弟、エリザベートとポール。
エリザベートを慕うポールの友人ジェラール、
ポールが憧れる、
理知的だが野蛮なクラスメートのダルジュロス、
エリザベートが就職先で出会った、
偶然ダルジュロスにそっくりな少女アガート――
一同が星座のように頭上をクルクル回る、
神話のような悲劇だが、
カタストロフは恐らく、彼（彼女）らが
「子供であること」をやめた瞬間に確定したのだろう。

2017/01/03

「恐るべき子どもたち」を萩尾氏が漫画化した作品。原作を未読なので、原作を読んでからまた読んでみたいです。

2010/09/01

一冊丸々ジャン･コクトー原作の作品「恐るべき子供たち」。

コクトーの本も映画も見たことありませんが、「ほほ～」、こういうのなんですね。
すっごくフランス的。

嫌いじゃない。
映画が見たくなりました。
なんか似たようなフランス映画を何本か見た気がする．．．
コクトーへのオマージュだったのね。

作品集が集めきれて無いので、古本屋で発見するとテンションあがるっす。