機動警察パトレイバー(文庫版)(1) の商品レビュー

ゆうきまさみ(著者)

2010/01/27

2010.01.25

後半かなりの加速。
「疑いつつ信頼点を見つけるのが知恵ってもんだぜ。」

2009/10/04

１〜５巻
小学館文庫版。
名前だけは知っていたものの、アニメも漫画も見たことは無く。

とても２０年ほど前（？）の漫画とは思えない絵柄で可愛らしいです。
今でも全然通用する絵柄。てゆーか上手い。
ロボットが98式で最先端な所に時の流れを感じますが、読んでてもそんなに古いとは思わないのはすごいことなんだろうなぁ。
イングラムかっけーよ。私はロボット系にあんまり興味ないのだけど、こういう人が乗って動かす（戦闘含む）ロボットはやっぱロマンだよなー。

主人公は野明という２０前後の女の子なんだけども、全然反感を感じない。
遊馬との友情？恋愛？もとても穏やかな気持ちで見ていられる。
むしろじれったい進行具合に萌える。おお、すげぇ。
遊馬はフツーに格好いいヒーローだよね。
特別優しいわけでも能力が高いわけでもない（頭はそこそこ良さそうだけど）けど、とても魅力的。
ふたり仲良く喧嘩しなｗ
こういう男と結婚したら幸せになれそうだ……うんうん。

昼行灯後藤隊長が好きです。
まだまだこの人の本性は発揮されていない気がする。６巻以降に期待。

あと、シャフトの内海と黒崎。敵なのにときめく。
敵なのにキャラ立ち過ぎ。敵なのに出番多過ぎ。敵なのに信頼できる部下い過ぎｗｗｗ
こっちの会社も毎日楽しそうだよなぁ。

表面はコメディ要素も多めで読みやすいのだけど、偶にひっそりと入ってくるシリアスは重くてびくっとします。ロボットと人間の関わりとか、生物兵器とか、警察の裏側とかｗ
最後はどうなるんだろうな、完結してるので暇さえあれば読めるのは嬉しい。

2009/10/04

よく出張に出かけてあまり家に帰ってこない本（笑
現実味のあるレイバーがよいですね。
人間離れしたヒーローたちでもないですし。

初めて読んだころは野明より若かったのに、気がつけば後藤さんの年に追いつきそうな勢いです…

2014/08/31

面白い。
ドンパチではなく、主人公たちが勤める職場でのやりとりなどに重点が置かれているのが良い。
ガンダムとは違って、空想上の産物であるパトレイバーが実在するかのような説得力。
本作はまさに人間ドラマです。

2009/10/04

よくあるロボットものではない。
パトロールレイバー略してパトレイバー、つまりパトカーのレイバー（＝ロボット）版ということで、おまわりさんが主人公である。とにかくこの主人公のいる特車二課、くせ者ぞろい。彼らの繰り広げる日常は、笑えて、ドキドキして、最後に少し考えさせてくれる。
よい漫画です。

2009/10/04

「踊る大捜査線」の監督は、この漫画をイメージしていた、らしい。
近未来のロボット漫画。といったら安易な響きがするが、メインになるのはむしろロボをとりまく人間関係。出てくる登場人物が全員キャラの立った奴らばっかりで、展開のテンポが良い。敵役も敵役で何か憎めないのばっかりで。
オタク漫画だと思わず、手にとって見ることをおすすめします。

2009/10/04

警察の組織がロボットを導入してこんな世の中になっちゃいました的な未来予想が、レイバー＝今のコンピュータ業界とダブらせるとリアルに感じられたりする。警察官も企業の一組織人となんら変わりはないのねぇ的な人間臭い小ネタが、自分が社会人になった今だからこそ楽しい。

2009/10/04

決してロボットものの漫画じゃないです。
登場人物が生きているというのは
こういうことだなあ、と。

2009/10/04

ゆうきまさみの本はみんな好きですが、このパトレイバーはとりわけ大好きな作品です。作者曰く「ロボットで戦争ばっかりしてちゃいかんだろう。」てことで、描かれたそうです。とにかくこの話は、人物がよく描かれているので重いテーマから何気ない日常までが丁寧に描かれていて、全２２巻と長編ですが最後まで楽しめること間違い無しです。また、OVA、TVアニメ、劇場アニメとなったったりしてます。