虹色とうがらし(文庫版)(1) の商品レビュー
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久しぶりの全巻一気読みをしたのでレビュー。 恐らくこの作品はあだち充さんの作品の中ではまあまあマイナーな部類に入ると思いますが、「クロスゲーム」より前のあだち充さんの作品はほぼ全部読んでいる僕の中でもかなり好きな部類の作品♪ 例によって達也と南ちゃん的なポジションの二人も居ますが(笑)、本作はどちらかと言うと恋愛要素薄めで、とにかく脇役が魅力的。忍者・半蔵がとにかく大好きなんですが、その他、浮論や麻次郎、秋光(将軍)と言った天才剣士も大好きだし、3歳の山椒も超かわいいし、彦六と浮論のバトルもカッコ良かったし、あだち充さんにしては珍しく分かりやすい悪役が居たりと、あだち充さんが余り好きでは無い人にこそおススメしたい一冊。 あだち充さんの作品は、語り過ぎたい独特の空気感と言うか間の取り方が非常に秀逸。やっぱり王道は「タッチ」や「みゆき」、「H2」あたりがおススメですが、本作や「ラフ」もおススメなので、こちらも是非読んで欲しい♪
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あだち充です。「タッチ」やら「みゆき」やら「H2」なんかで有名な漫画家さんの、もちろんマンガ、なわけですが。「タッチ」みたいな「H2」みたいな野球マンガとは全く違い、また、現代なわけではないわけです。 舞台は江戸。江戸、といっても地球の日本のある時代にあった江戸とはちがうところ、といっているからには、まぁ、歴史ものではない時代ものといっていい感じです。 もともと火消しをやっていた七味。しかし、死に際の母から、七味には異母兄弟がいると言われ会いに行くことになってしまう。たどりついた長屋には、6人の兄弟がいた…。そんな長屋生活の中で、現れた落ちてきたUFOらしきものと、それど同時に現れた怪しげな異人の目論見とは…。 内容は面白いもの。恋愛色が入ってくるのかは、まだちょっとわかりませんがね。
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なんとなく食指が動かず今まで読んでいなかったのだが、なんだ結構面白いじゃないか。ところどころのクスグリが結構楽しい。寄席的なネタは、こういう舞台背景のほうによりマッチするのだな。このタイプの作品をまた見てみたいが、もう書いてはくれんだろうなぁ.....。
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あだち作品の中では異色の一品。 パターン的にはあだち充の昔の読みきり作品「さいの目銀次」の居候シリーズ、居候はつらいよだったっけ?(知ってる人少ないかも)に近いかなぁ。
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