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東海道中膝栗毛 の商品レビュー

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2017/02/21

東海道エリアを旅していると必ず話題に出てくる十返舎一九さんの『東海道中膝栗毛』を土田よしこさんのまんがで読みました。 1冊にサクっとまとめてあったので割愛されたシーンも多いんだろうけれど、こういうお話だったのか~って思いました。 ヤジさんは栃面屋・弥次郎兵衛(とちめんや・やじ...

東海道エリアを旅していると必ず話題に出てくる十返舎一九さんの『東海道中膝栗毛』を土田よしこさんのまんがで読みました。 1冊にサクっとまとめてあったので割愛されたシーンも多いんだろうけれど、こういうお話だったのか~って思いました。 ヤジさんは栃面屋・弥次郎兵衛(とちめんや・やじろべえ)っ名前で、良いところの坊ちゃんだったんだけど、お金とお姉ちゃんでトラブって静岡から東京に夜逃げしてきた人なんだ。 で、キタさんは喜多八(きたはち)って名前の元役者で、恋人(男)とトラブってヤジさんと一緒に東京に出てきたって設定でした。 なんかさ。 ギャクまんがとして書かれていたから良かったけれど、この2人がやっていることってけっこうダークだったよ。 目が見えないあんまさんをだましたり、同じお宿でキレイなお姉ちゃんがいると夜中に勝手にお姉ちゃんのお布団に入っていったりとかさ。 なんで?! まぁ、これだけ困ったオヤジどもが東海道中を観光しながらお伊勢さんを参拝し、ついでに大坂や京都あたりも楽しむってのが、観光ガイドみたくて面白かったんだろうね。 しかし…。 こんなに困ったオヤジたちの話だったのか。 ほぇ~っ!

Posted byブクログ