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元禄御畳奉行の日記(上) の商品レビュー

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2009/11/07

故横山光輝先生の異色歴史マンガです。私の手元にある本は20年以上前に中央公論社から発行された単行本全3巻です。 もともとは「朝日文左衛門」という元禄時代の尾張徳川家の中級武士(役職は御畳奉行)が書き留めた日記を素材にしたものです。この日記は理由はわかりませんが名古屋城内で260年...

故横山光輝先生の異色歴史マンガです。私の手元にある本は20年以上前に中央公論社から発行された単行本全3巻です。 もともとは「朝日文左衛門」という元禄時代の尾張徳川家の中級武士(役職は御畳奉行)が書き留めた日記を素材にしたものです。この日記は理由はわかりませんが名古屋城内で260年以上も秘匿され続け、発見されたのは戦後20年以上たってからです。 江戸時代、元禄期の風俗が克明に描かれており、その時代の武士というものがどういうものであるのかがよくわかると思います。 横山作品でこの本の存在自体があまり世間に知られていませんが、興味がある方は一読されることをお勧めしたいと思います。

Posted byブクログ