約束の地・憂国 の商品レビュー

いしかわじゅん(著者)

2018/05/12

いしかわじゅん先生は、作家へ降りてくるものをダイモンとかリリスとか言はない。「なにか」と言ふ。で　それが自身に降りてきたやつ。
　『約束の地』　豊穣神イエスとその使途たる近代性農夫病ウィルス、を介した支那、ソ連、アメリカの駆け引き、そんでハルマゲドン。なんかすごい。
　『憂国』　金沢明子さまを拝む、右翼と左翼と法華の一派とオカルト関係とその他サブカルの一族がゲリラ的に宣伝をしてゐると、お国から弾圧を受けてどうの。
　最後、死屍累々の中を、満身創痍で立った右翼金沢塾塾長いしかわじゅんの、あの顔と凄まじいニヒリスムに基づく台詞がトラウマ。

2011/07/17

コミックであります、いしかわじゅん氏の。題名だけ、聞くと、オヤ？と思われるかもしれません。民謡歌手・金沢明子さんが登場したっけ（記憶だけで、いま書いているので、イイカゲンでして）いしかわじゅん氏の本が最近、出ているらしいですけど、コミックに関する文章の本でしょ、コミックも描いてよ〜