台湾論 の商品レビュー
台湾の歴史、そして戦前の日本人について伺うことができるゴー宣 台湾の歴史は複雑で文字で読むには難儀をしていたが、第8章で非常にわかり易くまとめられている。 日本人についても考えさせられる内容で、台湾旅行の前に軽く読むつもりが、深掘りしたくなってしまった。
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蒋経国(蒋介石の息子)暗殺未遂事件が起こったとき、国民の支持を失っていたことを反省した彼は宣教師をしていた李登輝に後継総統就任を要請した。国民党は世界一の資産を持ち、政治資金に困らない政党。李登輝は議会の民主化(終身地位の大陸選出議員の引退)を実現し、憲法に実効支配する台湾島など...
蒋経国(蒋介石の息子)暗殺未遂事件が起こったとき、国民の支持を失っていたことを反省した彼は宣教師をしていた李登輝に後継総統就任を要請した。国民党は世界一の資産を持ち、政治資金に困らない政党。李登輝は議会の民主化(終身地位の大陸選出議員の引退)を実現し、憲法に実効支配する台湾島などを領土とすると明記し大陸反攻を放棄、北京政府に「大陸が民主的政体になれば統一できる」と逆に呼びかけた。政治における軍の支配を排し対立野党・民進党に平和裏に交代するという中国の歴史始まって以来の快挙を成し遂げた。北京は其故彼を憎んだ
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台湾の方たちのアイデンティティについて、考察したもの。 ひるがえって、日本人の歴史認識に対する問題提起も行う。 おもしろかったです。
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なぜ親日の方がおおいのかよくわかりました。 台湾の歴史を知るにはとてもいい本だとおもいます。 より台湾のことが好きになりました。 日台友好。
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かつて日本が統治したことがあり、親日であるという程度の知識しかなかった台湾。賞味期限は過ぎているが、国としての成り立ちの歴史について詳しく解説されていて、改めて参考になった。何度か観光で訪れたことがあるが、確かに人々は親切だし、食べ物もおいしい。気候も暖かだし、いいところだと思う...
かつて日本が統治したことがあり、親日であるという程度の知識しかなかった台湾。賞味期限は過ぎているが、国としての成り立ちの歴史について詳しく解説されていて、改めて参考になった。何度か観光で訪れたことがあるが、確かに人々は親切だし、食べ物もおいしい。気候も暖かだし、いいところだと思う。地震や台風が多いのはちょっと難点だけど。政治的なことで言えば、大陸中国と日本の関係、その間で台湾とどう国と接していくかは極めて微妙で難しい問題。「日本と中国が仲良くできるはずがない。そのコンフリクトが台湾だ」という言葉は腑に落ちた。
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日清戦争に勝利した日本は、台湾の割譲を受け以来、大東亜戦争の敗戦まで日本の統治下にありました。 普通列強の植民地政策は、「略奪型」「搾取型」と言われていますが、日本の台湾統治は、「投資経営型」政策を取りインフラ整備等様々な投資を行うことにより共栄を図りました。決して、虐殺などとい...
日清戦争に勝利した日本は、台湾の割譲を受け以来、大東亜戦争の敗戦まで日本の統治下にありました。 普通列強の植民地政策は、「略奪型」「搾取型」と言われていますが、日本の台湾統治は、「投資経営型」政策を取りインフラ整備等様々な投資を行うことにより共栄を図りました。決して、虐殺などというものは行われなかったのです。 実は、27年前台湾の歴史を知らずして旅行をしたことがあります。その当時の印象は、何とつまらない所だということしか心に残っていなかったのです。 何故、東北大震災の時に台湾が世界一日本に義捐金を送ってくれたのか疑問に思っていました。勿論、親日国であるということは知っていたけれど、今回「台湾論」を読み歴史を知り得たことは、台湾及び台湾人の日本に対する想いを受け止めることが出来ました。日本には既に死んでしまった価値観が、今も残る台湾に元々持っていた日本の価値観を求める旅をしたいと本書を読んで感じました。今度は、心の底から楽しめそうです。いざ、GO TO TAIWAN
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小林よしのりらしい内容の本で,ある意味安心して読むことができます。 第1章~第7章が「SAPIO」に連載した漫画で,第8章~最終章が描き下ろしの漫画です。 親日派の方たちと会って感じたことをまとめたのでしょう。戦前の日本にはいいところがあったのだ…という主張で貫かれていて,そ...
小林よしのりらしい内容の本で,ある意味安心して読むことができます。 第1章~第7章が「SAPIO」に連載した漫画で,第8章~最終章が描き下ろしの漫画です。 親日派の方たちと会って感じたことをまとめたのでしょう。戦前の日本にはいいところがあったのだ…という主張で貫かれていて,それはそれで,いいじゃないですか。ただ,台湾のアイデンティティーを求めていると思われる人たちが,日本語をペラペラしゃべっているという事実は,とても悲しく感じます。
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2000年6月から10月にかけてSAPIOにて連載された台湾論。 著者の名前を聞くだにアレルギー反応を起こす人がいる一方、盲目信者もいる小林よしのり氏の渾身の作品。 主義主張は別として、台湾の歴史風俗政治文化をわかりやすく説明しています。 台湾を旅行しながら、夜ホテルで読み...
2000年6月から10月にかけてSAPIOにて連載された台湾論。 著者の名前を聞くだにアレルギー反応を起こす人がいる一方、盲目信者もいる小林よしのり氏の渾身の作品。 主義主張は別として、台湾の歴史風俗政治文化をわかりやすく説明しています。 台湾を旅行しながら、夜ホテルで読み終えました。 サヨク的な植民地時代は全て悪というステレオタイプな目線を外してこの著作を読んでみなければ、きっと何も得るところはないでしょうね。かといって、中華思想大嫌いとか戦争賛美論者、レイシスト、一般的にネトウヨという括りの人が本著を斜め読みしただけでも本質を置いてけぼりにしそうです。 日本が台湾のインフラ整備にかけた情熱は、日本で忘れされれこそすれ、台湾では日本精神とともに今でも讃えられています。これは司馬遼太郎氏の「街道をゆく台湾紀行」にも同趣旨の記述があります。 また、李登輝氏の叙述に大部を割かれています。そのために政治的に微妙な作品となっています。 李登輝氏なくしては現在の台湾はなく、氏を中興の祖として正当な評価をしていると思います。 台湾という国際政治の産んだ島を、笑いあり涙ありで読める作品だと思います。 ただし、本作品だけでなく、複数の台湾の著述を読まなければバランスをとれないことを蛇足ながら補足しておきます。
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台湾のことをより知りたくなったので購読。李登輝氏と直接対談をし、その内容を詳細に記しているだけあって、彼を通した台湾の歴史観がよくわかります。日本ととても関係の深い国なのに、これまで関心を寄せなかったこと、勉強をしなかったことについて恥ずかしく思った。ただ、こういう本を読むにあた...
台湾のことをより知りたくなったので購読。李登輝氏と直接対談をし、その内容を詳細に記しているだけあって、彼を通した台湾の歴史観がよくわかります。日本ととても関係の深い国なのに、これまで関心を寄せなかったこと、勉強をしなかったことについて恥ずかしく思った。ただ、こういう本を読むにあたっては、筆者のイデオロギーも多かれ少なかれ当然含まれているので、批判的思考を持って読まなければならないと思う。また別の本で、台湾の歴史に対する理解を深めたい。
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スタンスはやはり小林よしのりそのままであるが、共感できる部分が多い。昨今のネトウヨどもの台湾賛美は気持ち悪いが、せめてこの本ぐらいは読み取っておいてほしい。台湾が抱えている問題がよく理解できる。
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