ライジング!(文庫版)(5) の商品レビュー
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2022.8.28 市立図書館 宝塚音楽学校/歌劇団をモデルにしたひとりの女優の成長物語、初出は週刊少女コミック(1981年4月から3年半の連載)。全7巻も後半に入った第5巻は「レディ・アンをさがして」で評判になった祐紀が、トップスターの相手役に大抜擢され、おじの脚本「鹿鳴館円舞曲」に出演することになる。「演技」の技術をほとんど必要としなかった究極の当て書きでの成功のせいで、まったく別の役作りで苦しむ祐紀は演技力などとは無縁のアイドル的人気のおそろしさに気づく。今だったらセクハラ、パワハラでNGになりかねない高師の言動に一喜一憂しつつがんばって前を向くが…気があるのかどうか微妙なままつきはなす高師、かつて高師に別れさせられた元カレも居場所を提供したりアドバイスはしてくれても関係を戻すのには慎重な様子、恋愛という逃げ道をふさがれた主人公はさてどうなる? (それはそうと、音楽学校の男役のライバル藤尾薫はいったいどこいった?)
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