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ポーの一族(文庫版)(3) の商品レビュー

4.6

29件のお客様レビュー

  1. 5つ

    17

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  3. 3つ

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2014/07/31

永遠に年を取らずにいきるバンパイラと寿命がある人間という違いから、恋していれば恋しているほど、愛していれば愛しているほど、幸せにしてあげられない苦しみにもがくということであるが、それなら、年をとらないバンパイラ同志では幸せになれないのか?と思ってしまった。

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2013/04/15

バンパイア。 エドガー。アラン。ポーの一族。 名作中の名作。こんな漫画にまた会いたいなぁ。

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2013/01/11

結局我慢できずに最後まで読んでしまった。ロビン・カーの話は、中でも一番よく覚えていた話だった。 ああ、本当にいい話だねぇ。しばらく前に流行ったアメリカのティーン小説「トワイライト・サガ」より数倍は深い話だよな。

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2017/07/16

もちろん絵やお話もいいのだが、巧みなのは全体の時間軸。 いつ、どこで、だれが、という要素が、まったく賑々しくなく霧に溶けるようにちりばめられている。 「ヴァンデミエールの翼」を思い出す。 @@@@@ 「春の夢」の前に再読してみた。 うーむ。おー。やはり伝説。 細かいコマでの...

もちろん絵やお話もいいのだが、巧みなのは全体の時間軸。 いつ、どこで、だれが、という要素が、まったく賑々しくなく霧に溶けるようにちりばめられている。 「ヴァンデミエールの翼」を思い出す。 @@@@@ 「春の夢」の前に再読してみた。 うーむ。おー。やはり伝説。 細かいコマでのエドガーの眼つきが素敵。

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2011/01/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

三巻目にしていかにエドガーが時を旅してきたかはっきりと分かる。 キリアンは、バンパネラとなったマチアスに血を吸われたのだが、 その後バンパネラにはなっていない。子孫にその血が残っていくと意味深な描き方をされているが、子孫はどうなったの??読み飛ばしているのかもしれないですが、気になりました。

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2011/01/02

ミステリ仕立ての3巻。 エドガーやアランが死ぬまでなんだけど、今までのストーリーを拾って、かつミステリにしてるのが凄い。 結局、エドガーは自分の血筋の人の近くにいたかったんだね。 ずっと側にいる。 人間に一番戻りたかったんだろうな。 時に冷酷だけど、それは彼が人間に嫉妬してるから...

ミステリ仕立ての3巻。 エドガーやアランが死ぬまでなんだけど、今までのストーリーを拾って、かつミステリにしてるのが凄い。 結局、エドガーは自分の血筋の人の近くにいたかったんだね。 ずっと側にいる。 人間に一番戻りたかったんだろうな。 時に冷酷だけど、それは彼が人間に嫉妬してるからかもしれない。 僕はこの巻のロビンとキリアンの話が大好きだ。 エドガーが言うんだ。 ぼくたちは あまり いそがなかったよ 彼がもう 天使を 信じて ないことを おそれて いたし… …そして おそくきすぎた 「ねえ 世の中には すこしばかり 神経が細いために 育たない子どもが たしかに いるんだよ 彼はずっとずっと」 天使を 信じて 待ってた のにね… そうだ、僕がそうなんだって思った。 僕はたしかに死んでいるハズなんだ。 育たなかった子どもなんだって。 優しく 悲しく そして真実の言葉 ミステリとしても傑作だ。 好きで好きで仕方ない。 読むべき漫画だと思うんだ。

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2010/10/25

人間は必ず死ぬ。 それは全ての生きとし生けるものに課せられた運命(さだめ)だ。 しかし、ポーの一族は年をとることもなく死ぬこともない。 心臓に銀の弾丸を撃ち込まれるか、くいを突き刺されない限りは。 200年以上のときを、彼らは何を思い生きていたのだろうか。 深く人と関わることも...

人間は必ず死ぬ。 それは全ての生きとし生けるものに課せられた運命(さだめ)だ。 しかし、ポーの一族は年をとることもなく死ぬこともない。 心臓に銀の弾丸を撃ち込まれるか、くいを突き刺されない限りは。 200年以上のときを、彼らは何を思い生きていたのだろうか。 深く人と関わることもできず、周囲の人間たちは老いて次々に死んでいく。 人間だけではない、環境も文化も刻々と変化を遂げていく中で 彼らは同じ姿のまま生き続ける。 エドガーが死んでしまった妹のメリーベルにどんなに想いをはせても、 その哀しみが薄らぐことはない。なぜならば、 哀しみを癒してくれる時間という概念が彼らの中には存在しないからだ。 「エディス」の最後にエドガーは消息不明となってしまう。 だが、イギリスの古びれた館、ロンドンの狭いストリートの片隅に 彼は悲哀と孤独を胸に秘めながら今もひっそりと生きているのではないだろうか、 そんな気がしてならないのだ。

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2012/03/11

昔はもっと長い物語のような気がしていたが、こうして3巻の文庫におさまってしまう長さだったとは。ポーの一族の物語は、その終わりかたがとても切ない。 いや、物語全体が切ないのだけれど。。。

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2010/01/10

物語が最後へと向けて、一気に盛り上がっていく。 完成されたエドガーとアレンの関係と、ポーの一族の一つの終焉の形の話。 この巻では、これまでで最も多くの第3者の視点から、ヴァンパイアである二人を語っている。これによって、ポーの一族が、より謎めいた形で描き出されている。 最後は...

物語が最後へと向けて、一気に盛り上がっていく。 完成されたエドガーとアレンの関係と、ポーの一族の一つの終焉の形の話。 この巻では、これまでで最も多くの第3者の視点から、ヴァンパイアである二人を語っている。これによって、ポーの一族が、より謎めいた形で描き出されている。 最後は、哀しいような嬉しいような、不思議な感動に包まれるだろう。

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2009/11/14

「アランに打たれた」ごっこ、流行りませんでした? 『小鳥の巣』の続編構想を萩尾先生が話していらっしゃったのを、TVで見たことがあります。 続編はキリアンの血を研究する科学者の話だって^^!

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