茶箱広重(文庫版) の商品レビュー
表題作は二代目広重(三代目も二代目広重を名乗る)の話 あと「水茎」が馬琴の話 後書きは高橋克彦が浮世絵の話しと絡めて 炭鉱の話、母子家庭の話 ちょっと不条理物 奇人の画家の油絵の話 山の遭難の話 どうも暗い話が多く その辺がメジャーになりきれなかった理由なんだろうな。 収...
表題作は二代目広重(三代目も二代目広重を名乗る)の話 あと「水茎」が馬琴の話 後書きは高橋克彦が浮世絵の話しと絡めて 炭鉱の話、母子家庭の話 ちょっと不条理物 奇人の画家の油絵の話 山の遭難の話 どうも暗い話が多く その辺がメジャーになりきれなかった理由なんだろうな。 収録された中では85年の「ほっぺたの時間」が最新。 ペンで引かれた線が美しい できれば大きな版形で読みたかった。
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昔「ほっぺたの時間」を読んだことがあり、もう一度読みたくて古書を購入。それが出てきたので再読の再読。人間の深部をえぐり出すような作品の数々に、なんというか、人生しみじみ。
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