幻月楼奇譚(1) の商品レビュー
前回レビューのカルバニア物語と同じ出版社(徳間書店)から出てる繋がりでチョイス。 百鬼夜行抄を書いてる作者さんで、世界観とか雰囲気はやはり似てるかも。 時代的には昭和初期くらいなんでしょうか。イケメン若旦那と幇間の、BLちゃーBLなんですが、そんなに露骨な描写はないし、絵は綺麗だ...
前回レビューのカルバニア物語と同じ出版社(徳間書店)から出てる繋がりでチョイス。 百鬼夜行抄を書いてる作者さんで、世界観とか雰囲気はやはり似てるかも。 時代的には昭和初期くらいなんでしょうか。イケメン若旦那と幇間の、BLちゃーBLなんですが、そんなに露骨な描写はないし、絵は綺麗だし、ミステリー要素もあるし、若旦那と幇間の掛け合いや駆け引きも粋で、楽しめます。 ただ、こちらもカルバニア物語同様、なかなか単行本が出ない!次巻が待ちどうしい作品です。 【効能】花街の遊びにちょっと詳しくなります。 【副作用】若旦那のスッとぼけぶりがクセになります。
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なんかすごく回りくどくて 昭和初期、吉原、太鼓持ちと坊と悪く無い設定なのに楽しくない。 この人こんな話書く方だったっけ?
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こういうのもBLというのでしょうか?直接的な表現はないけれど、男性同士の仄かな恋心のようなモノが描かれていますが、さほど気になりません。 舞台が昭和初期なので、まあ、そういう文化もあったよね、くらいの感じです。 お茶屋が中心のストーリーで、退廃的な雰囲気が良いです。
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今市子さんの怪談噺、ファンにとっては垂涎物でございます。 よくわからない時代背景ですが雰囲気がよろしい。
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今市子さんのBL。だけどエッチなシーンはなくて、主に怪談♪ 味噌屋の若旦那升一郎さんは、吉原の幇間与三郎がお気に入り。 この与三郎が「見える人」で、得意の芸が「怪談」だったりする。 要するに料亭幻月楼を舞台にした、BL風味の怪談マンガです。 「百鬼夜行抄」とは違って妖怪じゃなくて...
今市子さんのBL。だけどエッチなシーンはなくて、主に怪談♪ 味噌屋の若旦那升一郎さんは、吉原の幇間与三郎がお気に入り。 この与三郎が「見える人」で、得意の芸が「怪談」だったりする。 要するに料亭幻月楼を舞台にした、BL風味の怪談マンガです。 「百鬼夜行抄」とは違って妖怪じゃなくて、亡霊とか幽霊とかそっち系。 時代が昭和初期ってのがまた大好きな時代なので嬉しい。 BL的には、与三郎が若旦那のことキライじゃないのにつれなくて、でもお得意さんだから大事にはしなきゃであたふたするカンジがイイw
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今さんのお得意分野。BLで不思議系を描かせたら本当にうまい。若旦那と与三郎はこれからどうなるのか楽しみです。
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昭和初期。 高級味噌の老舗の跡継ぎが、花街で出会った男芸者こと幇間。 父がその店の帰りに階段から落ちて急死したのだ。 幇間とは、客の取り持ちなどをする男性。 変わり者の味噌屋の若旦那は何やら過去のある彼にご執心して、男二人で飲もうとするのだった。 という点ではいわゆる何ですが~そ...
昭和初期。 高級味噌の老舗の跡継ぎが、花街で出会った男芸者こと幇間。 父がその店の帰りに階段から落ちて急死したのだ。 幇間とは、客の取り持ちなどをする男性。 変わり者の味噌屋の若旦那は何やら過去のある彼にご執心して、男二人で飲もうとするのだった。 という点ではいわゆる何ですが~そちらの描写や進行はほとんどなし。 二人で奇怪な出来事に遭遇する、事件帖みたいな展開。 しっとりした時代の雰囲気、着物姿も風情あります。 ちょっとしたコミカルな描写も楽しめます。
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2巻あたりからもう、仕掛けが分かりにくいんです//多分理解力が低下してるからなんだろうけど。でもこれくらいの時代の風俗は好きなので目が嬉しいし、若すぎないカポー設定も嬉しい。「若旦那」と「男芸者」、結構ですな。
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一流料亭にも味噌を卸している 老舗の高級味噌屋「鶴亀味噌」 そこの主人が亡くなった 飲み屋からの帰り道、酔っ払って石段から転げ落ちて死んでしもうた その鶴亀味噌の跡取りが…また、エライ良い男での~~ その名を升一郎さんと言う このお方、少々すっ頓狂なお人柄での 父親の仏式葬式...
一流料亭にも味噌を卸している 老舗の高級味噌屋「鶴亀味噌」 そこの主人が亡くなった 飲み屋からの帰り道、酔っ払って石段から転げ落ちて死んでしもうた その鶴亀味噌の跡取りが…また、エライ良い男での~~ その名を升一郎さんと言う このお方、少々すっ頓狂なお人柄での 父親の仏式葬式じゃ~言うのに拍手を打ったり 弔問客に「この度はご愁傷さまで」っと挨拶したり かといってボケでは決してない 若いし、ルックスも良いし、何だってソコソコ出来る この「ソコソコ出来る」ってのが問題で 逆手に言うと… 「何をやらせてもモノにならない」っとも言う あ~この言葉・・・私には耳に痛い言葉じゃ(笑) さて、そんな葬式の晩に 死んだはずの父親の遺体が歩いたっ! あんまり出来損ないの跡取りを心配して 父親が死んでも死に切れんで歩いたんじゃ~なかろうか? なんぞと口さがない輩がウワサをした すっかり心配した親族が初七日もやっと明けた頃に 升一郎さんを伴って、吉原の「幻月楼」って飲み屋で 飲み会をセッテイン「グー」した(笑) が、その「幻月楼」こそ、死ぬ前に父親が行っていた飲み屋であった 「幻月楼」からの帰り道、父親が落ちたであろう階段を覗いていたところ 升一郎さんは何者かに石段から突き落とされそうになる っていうことは…父親は事故ではなく、殺されたのか~っ!? 「幻月楼」で出会った幽霊話の得意な幇間(タイコモチ)の与三郎 幇間ってなくらいだから男なんだが… あまた降って湧いたかのような縁談話を振り切る為か 升一郎さんは与三郎に言い寄ったりします 本気なのか何か思惑があるのかがイマイチ解らない(笑) これに今市子流の「あやかし」さん達が見え隠れしつつ 話はどんどんと進んでまいります 全部で4話。 店の名も「幻月楼」だが…なんだか升一郎さんも幻のような ウソがホントでホントがウソか~ 特とその目でご覧くだされ~~(笑) ホラー雑誌とホモ雑誌と動物雑誌にしか漫画を描いた事のなかった作者が 初めて綺麗~な少女雑誌に「ホモっぽい?」漫画を描いた? ってな風に「あとがき漫画」に描いてあったが… 結局、予定は「ホモ」、過程で「SF」、結果「ファンタジー」と 変身していった漫画らしい(ガハハハハハハハ) 今市子の漫画は…内容までが変化自在の「あやかし」で大変面妖である(笑)
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今市子さん初読み。ジャンル的には好きなんですが、なんだか読みにくかった。話がややこしく、登場人物の区別もつけにくくて、それだけで手間取り何度も行きつ戻りつして読んだ。それでもお話を理解できていない気がする(苦笑)若旦那のすっとぼけた性格と、与三郎にたいするべったり感が楽しいから最...
今市子さん初読み。ジャンル的には好きなんですが、なんだか読みにくかった。話がややこしく、登場人物の区別もつけにくくて、それだけで手間取り何度も行きつ戻りつして読んだ。それでもお話を理解できていない気がする(苦笑)若旦那のすっとぼけた性格と、与三郎にたいするべったり感が楽しいから最後まで読めましたが。与三郎の本質にも興味がありますし。
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