YASHA-夜叉-(12) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
完結12巻まで読了。遺伝子操作により産まれた双子の新人類を巡るSF漫画。『BANANAFISH』と繋がった世界の、少しあとの時代の出来事。 展開や見せ場は王道で面白いけれど、最終巻は主要人物がバタバタと斃れ、駆け足な感じもする。
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遺伝子操作された超人とか結構ありがちな設定だし、荒唐無稽な設定もあるんだけど面白く読めたのは、やっぱり双子のつながりを根底に置いたからかな。 キャラクターは尊が好き。自分じゃダメでも凛に献身を続けるのは純愛だと思う。 「凛が生きてる」ことと「救われる」こととどちらを選ぶか。「ギ...
遺伝子操作された超人とか結構ありがちな設定だし、荒唐無稽な設定もあるんだけど面白く読めたのは、やっぱり双子のつながりを根底に置いたからかな。 キャラクターは尊が好き。自分じゃダメでも凛に献身を続けるのは純愛だと思う。 「凛が生きてる」ことと「救われる」こととどちらを選ぶか。「ギリギリのところで生きてた人は、救いの手が差し伸べられても握り返す力がない」というのは悲しかった。 なのでラストはちょっと不満。全体的に駆け足だったせいか、尊の最期をちゃんと描いて欲しかった。
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「イブの眠り」売却済み。 というわけで、その前編にあたるYASHAももう手放してもいいかなぁ、と。 話としては吉田秋生らしい話だし、スリリングで面白かった。 ハードボイルドのノリが好きな人におすすめするのにはピッタリな良い作品だと思っている。
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「BANANA FISH」にキャラクターや構成、展開はすごく良く似ているけれども、今回は人種問題や遺伝子問題をテーマにして、話しにさらに深みが増していた。話しの終わり近くになって人がどんどん死んでいって、バタバタのうちにムリヤリ収束に向かう流れもなんだかよく似ている。 「BAN...
「BANANA FISH」にキャラクターや構成、展開はすごく良く似ているけれども、今回は人種問題や遺伝子問題をテーマにして、話しにさらに深みが増していた。話しの終わり近くになって人がどんどん死んでいって、バタバタのうちにムリヤリ収束に向かう流れもなんだかよく似ている。 「BANANA FISH」で主要人物だった「シン・スウ・リン」が物語の後半から登場して、話しに絡むようになったのは、すごく面白い。 シンが結婚した日本人女性というのは誰なのか、結局わからなかったけれども、これは、エイジの妹だったんだろうか。 君と似た奴のことを話したな。 君と奴とは1つだけ大きな違いがある。 奴は生き急ぎ、君は−−−死に急いでいる。(p.67)
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