フラグメンツ(1) の商品レビュー
近年の山本直樹氏作品では、傑作の短編集。 名言。 「マゾにとって『お仕置き』が快楽であるならば、『お仕置きされない』ということが最大の『お仕置き』である。 と、いうことはマゾにとっては、『お仕置きされない』ということは最大の快楽、ということになる。 すげぇ。 かなり...
近年の山本直樹氏作品では、傑作の短編集。 名言。 「マゾにとって『お仕置き』が快楽であるならば、『お仕置きされない』ということが最大の『お仕置き』である。 と、いうことはマゾにとっては、『お仕置きされない』ということは最大の快楽、ということになる。 すげぇ。 かなり感銘を受けたお言葉。 ユキコさんの体つきがすんごいキレイ。
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悲しいくらいに馬鹿、というのを書くのが上手い人だと思う。多分作者には人間が皆そう見えているんじゃないだろうか。
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1〜4まで全巻購入済み。リスペクトNo.1の山本直樹作品集。彼の素晴らしさが余すことなく伝わってきます。中でも二巻に収録された『世界最後の日々』がわたしの中の山本直樹で最高峰に位置しています。これほど読後感の悪さといやな恐怖に襲われる作品はない。一巻のマゾ男の話も気持ち悪くて恐ろ...
1〜4まで全巻購入済み。リスペクトNo.1の山本直樹作品集。彼の素晴らしさが余すことなく伝わってきます。中でも二巻に収録された『世界最後の日々』がわたしの中の山本直樹で最高峰に位置しています。これほど読後感の悪さといやな恐怖に襲われる作品はない。一巻のマゾ男の話も気持ち悪くて恐ろしい。 そして本筋であるお妾となった中学生、ユキちゃんのお話も見ごたえアリ。最初から読んでいくと、最後のお話が微笑ましいものだけに、なんだか切なくなってしまいます。
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前半は、親の借金のカタに町長のメカケとして売られた少女を主人公にした「雪子さん」シリーズ。第1章「雪子さん」、第2章「夕ごはんから朝ごはんまで」、第3章「料理屋の息子(前編・後編)」。 後半は驚愕のハードSMモノ「夕方のおともだち」。本物の女王様と本物以上のドレイの純愛、なのだろ...
前半は、親の借金のカタに町長のメカケとして売られた少女を主人公にした「雪子さん」シリーズ。第1章「雪子さん」、第2章「夕ごはんから朝ごはんまで」、第3章「料理屋の息子(前編・後編)」。 後半は驚愕のハードSMモノ「夕方のおともだち」。本物の女王様と本物以上のドレイの純愛、なのだろうか。「生き延びて、このくだらない町に永遠に放置されるがいいさ」
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山本直樹の描く話って淡々としてるのにエグイなぁと思う。血の通ってなさそうな人が多いというか。 3巻までほぼ何かしら繋がってる短編集(?)です。
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