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藤田和日郎短編集 夜の歌 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2018/07/08

「うしおととら」等で有名な藤田和日郎の短編集。漫画家デビューのきっかけになった入選作「連絡船奇譚」や週刊少年サンデー初掲載作「メリーゴーランドへ!」など収録されていますが、マイベストは「夜に散歩しないかね」。悪夢の意味が解明されるシーンが印象的でミステリーとしての完成度が高いです...

「うしおととら」等で有名な藤田和日郎の短編集。漫画家デビューのきっかけになった入選作「連絡船奇譚」や週刊少年サンデー初掲載作「メリーゴーランドへ!」など収録されていますが、マイベストは「夜に散歩しないかね」。悪夢の意味が解明されるシーンが印象的でミステリーとしての完成度が高いです。 「からくりの君」も世界観が独特でお気に入りです。

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2014/01/20

藤田和日郎先生の初期短篇集。 ノートの隅っこに「ふすま」の落書きが溢れかえるくらい『うしおととら』にハマり倒していた時期に発行された作品集なだけに、こちらも穴が開くほど読み込みました。 現在は『月光条例』を連載中ですが、藤田先生の作品はどれも本当にブレないというか、どーしても...

藤田和日郎先生の初期短篇集。 ノートの隅っこに「ふすま」の落書きが溢れかえるくらい『うしおととら』にハマり倒していた時期に発行された作品集なだけに、こちらも穴が開くほど読み込みました。 現在は『月光条例』を連載中ですが、藤田先生の作品はどれも本当にブレないというか、どーしてもコレが描きてえっていう“核”みたいなものがドカンと据えられていますよね。 だから、物語の舞台が日本だろうと中国だろうとイギリスだろうと、現代だろうと古代だろうと未来だろうと、すんなり藤田ワールドに身を委ねられるように思います。 若い頃は「からくりの君」が好きだったんですが、年取るにつれて「掌の歌」が沁みるようになってきました……。 【収録作品】 からくりの君/掌の歌/連絡船奇譚 メリーゴーランドへ!/夜に散歩しないかね(前・後編)

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2013/09/17

春日武彦『顔面考』の「顔カタログ」に、 少しだけ引用されていたんだけど、 それがインパクトのあるコマだったので、ずっと興味を持っていて、 レンタル版デジタルコミックで読みました。 絵もカッコイイし、最後にカタルシスも得られるし、 素晴らしい作品集――だというのは痛感したけど ……...

春日武彦『顔面考』の「顔カタログ」に、 少しだけ引用されていたんだけど、 それがインパクトのあるコマだったので、ずっと興味を持っていて、 レンタル版デジタルコミックで読みました。 絵もカッコイイし、最後にカタルシスも得られるし、 素晴らしい作品集――だというのは痛感したけど ……ごめんなさい、もう一息ハマり切れません(泣)

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2009/11/22

ぐっと来る台詞が1話1話しっかり配置されているのがすごい。「にぎったまんまの手でも・・・柳の綿毛ぐらいならのるよなァ・・・。それで・・・十分なんじゃないかねえ・・・」とか「夜と対決してやろうと思ったんです」とか以下省略。藤田先生は化け物だと思います。

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2009/10/04

『メリーゴーランドへ!』の 「ちっちゃな子の一生懸命の頼みもきけねーんなら 大人なんかやめっちまいなっ!」 ってセリフが藤田先生っぽくて良いです。

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2009/10/04

うしおととらで一挙に支持を獲得した漫画家・藤田和日郎の短編集。収録された短編で、藤田氏似な主人公が活躍する「夜に散歩しないかね」は逸品です。良い顔しますよね、この方の描くキャラクターって。

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2009/10/04

「うしおととら」「からくりサーカス」の藤田短編集。アニメにもなった「からくりの君」(恐らく後続の「からくりサーカス」の原型の一つはこの作品)、デビュー作の一本もこちらに収録。からくりサーカスが好きな人は是非「からくりの君」も読んでほしい

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2009/10/04

藤田和日郎の初期作品がぎっしり詰まった一冊。濃いです。読み応えあります。個人的には『暁の歌』よりこっちの方が断然面白かったな(読んだのはこっちの方が先だから余計にそう思うのかな?)。 『からくりサーカス』の原型といえる読み切り『からくりの君』をはじめ、エンターテイメント性に富んだ...

藤田和日郎の初期作品がぎっしり詰まった一冊。濃いです。読み応えあります。個人的には『暁の歌』よりこっちの方が断然面白かったな(読んだのはこっちの方が先だから余計にそう思うのかな?)。 『からくりサーカス』の原型といえる読み切り『からくりの君』をはじめ、エンターテイメント性に富んだ味わい深いお話が、今も昔も変わらない迸るほどの情熱で描かれています。 ビバ・藤田和日郎!

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