ベルサイユのばら外伝 完全版(文庫版)(2) の商品レビュー
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初出1984〜85年。「悪魔のくすり」は雑誌未掲載、初出1990年。オスカルの姪ルールーを基軸に据える外伝2巻目。ドラッグの危険という、やや教訓めいた短編は、ベルばららしからぬ気がしないではないが、何れもルールーのお茶目、お転婆ぶりを愛でるものかな。男装の麗人オスカルもルールーのように、子供の頃は活発であったろうことを想起させる物語だ。何といってもルールーは姪だし、そうとでも考えないと、オスカルのあの強さと行動力は説明できないだろう。あの叔母にしてこの姪あり、ということを印象づける一品。
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「実らない恋ほど美しく思えるものなんだわ」 なんて、ル・ルーちゃん、しおらしげな発言! と思わせておいて、しっかりと 「アンドレだってはかない望みを抱いて しつこくがんばってるんですもの」 とからかうことも忘れない。 侮れない少女、ル・ルー♡ 貴族らしからず、夫婦仲がとてもよ...
「実らない恋ほど美しく思えるものなんだわ」 なんて、ル・ルーちゃん、しおらしげな発言! と思わせておいて、しっかりと 「アンドレだってはかない望みを抱いて しつこくがんばってるんですもの」 とからかうことも忘れない。 侮れない少女、ル・ルー♡ 貴族らしからず、夫婦仲がとてもよくて 子育ては"自分の意思で自分の幸福を選べるよう 育てる"なんて、素敵なオスカルママ♡ オスカルが内面もとっても素敵な所以の 育ちのルーツを垣間見れるのも外伝のうれしい特典♡
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