東海道中膝栗毛(文庫版) の商品レビュー
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つる姫じゃ~の著者による、江戸時代の滑稽本の内容をマンガに書き換えたもの。もとがエロコメナンセンスな作品であり、これが江戸時代に流行ったのは旅情報ふくめ庶民の娯楽がとかく不足してたからだろうけど、こういうエロコメナンセンス作品がのちの歴史教科書に絶対のることになるなんて十返舎一九も思いもしなかったろうね
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江戸の文化と雰囲気が良くわかる、という評判を聞き、読んでみた。ひたすら駄洒落を散りばめた歌を詠みながら、立ち寄る宿屋で女を買う珍道中。弥次さんと喜多さんは、もともと陰間関係のもつれの末の仲ってのも驚き。原作の雰囲気は堪能できたかも。
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読んだことがなかったけど、江戸時代はこんな感じだったのかな。あちこちで当たり前のように売春が行われてるのに驚いた。 久々に土田よしこ先生を読んだ。
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弥次郎兵衛と喜多八が、伊勢神宮参詣を思い立って東海道の旅に出るという、十返舎一九の滑稽本。貧乏な二人は金をケチったりごまかそうとしたり、宿の女中(当時は飯盛女として私娼を置いていたことも多かったらしい)に手を出そうとしたり、人を騙したり揶揄ったり、下品なギャグが満載。展開的にしっ...
弥次郎兵衛と喜多八が、伊勢神宮参詣を思い立って東海道の旅に出るという、十返舎一九の滑稽本。貧乏な二人は金をケチったりごまかそうとしたり、宿の女中(当時は飯盛女として私娼を置いていたことも多かったらしい)に手を出そうとしたり、人を騙したり揶揄ったり、下品なギャグが満載。展開的にしっぺ返しをされることが多いので、ひどいことをする二人を憎めずに楽しめる。こういう俗っぽいユーモラスな感じが当時ウケたのは分かるな〜と思った。面白い。
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東京から京都に行く新幹線の供にしたら、本の方が先に京都に着いた。 これ当時は普通のはなし、笑い話みたいだけど現代だとすごいパッシングされるよ〜
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2019年6月読了。 育児の片手に本を読めるほど楽ではないことに段々と気が付きつつある中で、「だったらマンガなら眺めつつ育児もできるのでは?」ということで、先ずは軽めの作品から読み始めた。 弥次さん喜多さん、作者の後書にもあるとおり「強きに弱く、弱きに強い」を絵に描いたような(今...
2019年6月読了。 育児の片手に本を読めるほど楽ではないことに段々と気が付きつつある中で、「だったらマンガなら眺めつつ育児もできるのでは?」ということで、先ずは軽めの作品から読み始めた。 弥次さん喜多さん、作者の後書にもあるとおり「強きに弱く、弱きに強い」を絵に描いたような(今の言葉でいうところの)ダメっぷりが全編を貫いている。飲食、金銭、女性関係、およそ人間の本能がモロに出やすいこれらの事柄については、果てしなくだらしない。 合間に歌も出てくるが決してペダンティックに陥らず、どこまでも「しょうもない」歌が繰り返される。 が、この日常生活の能力のなさが当時の読者にはヒットしたのだろうな。 儘ならぬ現実世界を軽々と超えていく弥次さん喜多さん、かててくわえて東海道を旅して伊勢参りと京大坂見物をするという最大の娯楽、こんな要素がこの作品を今日の姿にしたのではあるまいか、等と考えながら読みました。
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読んでるうちに弥次さん、喜多さんがだんだん愛らしく思えてきて不思議! 以前から気になっていた東海道中膝栗毛。岩波文庫の原本も持ってはいるけど、 なかなか読み通すのが難しく、今回マンガ版で読んでみた。 マンガにするにあたって改変があったり内容の省略もあるだろうけど、 それでもストー...
読んでるうちに弥次さん、喜多さんがだんだん愛らしく思えてきて不思議! 以前から気になっていた東海道中膝栗毛。岩波文庫の原本も持ってはいるけど、 なかなか読み通すのが難しく、今回マンガ版で読んでみた。 マンガにするにあたって改変があったり内容の省略もあるだろうけど、 それでもストーリーの概要は理解できたし何より楽しかった。 事前知識は、”どうしようもない男がお伊勢参りに出かける物語”ぐらいだった。 名古屋市熱田から桑名まで船で移動したことは知らなかった。 ずっと陸路で移動したと思っていた。 それと、読んでいて自分の住んでる街や馴染みのある街が出てくると 妙に嬉しくなる。この旅を平成の現代に追体験してみたいと思った。
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とぼけてて面白い。どんなに欝でも、これ読んだら笑えます。ココロと身体に効きます。作者には、もっとたくさん漫画を書いてほしい!! この作品を英訳して、異国の人に読んでもらったら相当受けるはず。
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