評論入門のための高校入試国語 の商品レビュー

石原千秋(著者)

2015/03/04

高校入試の評論問題を分析。ジャンルと主張はほぼ固まっているということか。それにしても解答がなんともやりきれない。少数の意味のある問いと無数の意味のない問い。本来、このような文章を読み、批評する能力こそ試されるべきだと感じた。

2014/05/03

国語の入試問題についての著作が多い石原氏の高校入試の多ための評論についての本。

中学では説明文というが、高校では評論となり、分析+批評=評論という評論についての考えなどの説明から、入試の２／３をカバーすると著者のいう８テーマを実際の入試問題を元に解説している。

８テーマは、自己、言葉、時間、自然、科学、比較文化、社会、情報。確かに構造分析をしても２／３をカバーしているように感じた。中高大と５部作にしているらしいので、その他の本も読んでいたみたいと思った。

2009/10/04

中学校の教科書に載っていないが、高校入試では扱われている、評論を集め、その読み方を教えてくれます。テーマも幅広いジャンルのものが扱われていて、問題集としての価値も高いです。若干解説が足りない部分があるので、苦手な人には難しい部分もあるかも。参考書としてではなく、サイドリーダー的な感じで読むと良いかも。それでも十分読めます。大人もどうぞ。

2009/10/07

入試国語の評論文は、実は現代社会を知るよき手がかりでもある。そう思って読むと入試対策になるだけでなく、社会科の勉強にもなる。評論文を書く人、出題をしている人にも参考になる本。中学生には難しいだろうな。大学受験を目指す高校生ぐらいが読むといいかも。なお、著者には類書が数冊あり、どれもおすすめ。