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百寺巡礼(第八巻) の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2012/06/27

元々、幕末が好きだけれど、今まで歴史小説的な ものばかりを読んでいた。 けれど、長州・萩の、毛利家の菩提寺も出ていて、 歴史的背景というか、背景にある文化的な部分を、 少しだけ垣間見えた気がする。

Posted byブクログ

2012/06/25

  この人もこういう古寺巡礼の本を書いていることを先日ふとしたことから知って、まずは地元編を図書館から借りてきた。山陰・山陽で訪問先に選ばれたのは、有名なお寺ばかりではなく、小さくても由緒のあるものから選んだという、三佛寺(鳥取)、大山寺(大山)、清水寺(安来)、一畑薬師(島根半...

  この人もこういう古寺巡礼の本を書いていることを先日ふとしたことから知って、まずは地元編を図書館から借りてきた。山陰・山陽で訪問先に選ばれたのは、有名なお寺ばかりではなく、小さくても由緒のあるものから選んだという、三佛寺(鳥取)、大山寺(大山)、清水寺(安来)、一畑薬師(島根半島)、永明寺(津和野)、東光寺(萩)、瑠璃光寺(山口)、阿弥陀寺(防府)、浄土寺(尾道)、明王院(福山)の10ヶ寺。   これまで自分は山陰・山陽の古寺探訪なんて殆んどしたことは無いと思っていたが、こうして五木さんが選んだ10ヶ寺のうち、実に7ヶ寺は既に訪ねたことがあるという、意外な事実を発見したような次第。少し読んだだけでも、つい先日の三佛寺投入堂への登山のことがフラッシュバックのごとく蘇ってくる。どうも五木さんは怖いという感じはなかったのか、登山のことは淡々と描写されるに留まっていて、本当に大丈夫だったのだろうかとの心配も。既に70歳を越えてからの修験道登山、こういうときには物書きも辛いものよと思ってしまう。まあでも、あの投入堂の見るものを圧倒するような凛とした神々しさに眼が釘付けになるような印象は同じと云えそうだ。   そのほか、もう15年前にもなるが津和野の永明寺の鄙びた佇まいのこと、山口の瑠璃光寺の桧皮葺の五重塔のことなどなど、実体験を思い出しながら読み進むのもこれはこれで悪くない。正月に尾道の七寺巡りをして以来、暫らく古寺巡りを休んでいたが、先日の鳥取への旅を皮切りに山陰・山陽の古寺を巡ってみようかと思っていた矢先のことだった。この本を刺激にしてさあ、またぞろ色々と訪ね歩いてみましょうかね。

Posted byブクログ