象の消滅 の商品レビュー
装丁が凝っていて、欲しくなってしまった本。 『午後の最後の芝生』が好きだ。 他人の家の芝を綺麗に刈る。何故か羨ましい。
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たぶん、原著の並びの方が、いいです。寄せ集め、とは言わないまでも、なんかしっくりこない感はあります。(12/6/16)
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日本の話なのに、なんとなく外国のようなおしゃれな雰囲気を感じました。 意味深な、読む人によって感想が違いそうな、考えさせられる話が多かったです。 ものって、いろいろな見方があるんだなあと思いました。 すごく面白かったです!
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17日間眠らない女、真夜中にマクドナルドを襲ってビッグマックを強奪する夫婦、象を作ることにマンネリを感じる男、クレーマーにテープで愛の告白をする男、納屋を焼く男と納屋が焼かれるのを待つ男etc 17の短編はどれも異常な設定ばかり。どうしてそうなったのかという説明をしてくれるけど、...
17日間眠らない女、真夜中にマクドナルドを襲ってビッグマックを強奪する夫婦、象を作ることにマンネリを感じる男、クレーマーにテープで愛の告白をする男、納屋を焼く男と納屋が焼かれるのを待つ男etc 17の短編はどれも異常な設定ばかり。どうしてそうなったのかという説明をしてくれるけど、実際には何の説明にもなっていない。でも、面白いし、"何となく"感じ入るものがある。納得させられる何かがある。かつて何かのあとがきで「3本の腕がある男がいたとしたら、なぜ3本の腕になったかを描くよりも、3本の腕があることでそれからの人生がどうなるのかを描く方が、上手く説明できるような気がする」と言っていたけど、その通りかもしれない。『物事のリアリティというものは伝えるべきものではなく、作るべきものだし、意味というのはそこから生まれるものなのだ』(「窓」より抜粋)
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初めて読んだ村上作品 短編集 独特の世界観にだんだん引き込まれる。 目の前で唐突に閉められる扉のように終わる話に、!?…と思う事が快感になってくる 次の作品は何を読もうか非常に楽しみ
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短編集だからこその読みやすさと、難しさ。 簡単には消化できないので、だからこそ読んでて楽しかった。もう一度読んで5つ星をつけていても何もおかしくない。
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装丁に魅了されて購入。いわゆるジャケ買い。村上春樹の小説は マトモに読んだことがなかったから この本はしっかり読みたいと思っています。 今のところ 「眠り」が気に入っています。かなり怖い物語だけど…。
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かんぜんなるジャケ買い。 装丁の美しさにウットリ。 読み終わるのがもったいなくて 少しずつ読んでます。 この本で「眠り」を読んで チョコレートとブランデーを用意して『アンナ・カレーニナ』を読みたくなりました。 突っ込みどころ満載の短編集だった。
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アメリカで出版されたものの逆輸入版。 「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」 「眠り」 「踊る小人」 この3つが特に印象に残った。 どの話を読んでも心地よい。 読む度に、唯一無二の存在だと感じる。
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四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子にであることについて、はすごい話だった。というのも先日私にも同じ事が現実に起こったからだ。
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